H2 (水素) 2006年01月21日
本日はニュースを兼ねます。
20日金曜日13時半過ぎ、東京都町田市の中学校で
理科の授業で水素ガスを扱う実験中に爆発がありました。
亜鉛と希塩酸を混ぜて水素ガスを発生させる実験中だったそうです。
フラスコの中で発生させた水素をガラス管を通して試験管に集め
試験管を離してその入り口にマッチを近づける実験過程に対し
末端の試験管ではなく、発生源(一次側)であるガラス管のほうに
火を近づけたために爆発によりフラスコが破裂したようです。
水素ガスは爆発範囲が広く、燃焼熱が高く、着火源があれば
激しい爆発をするガスです。
さて、今日は水素ガスの基礎知識のご紹介です。
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C2H2 (アセチレン) 2006年01月20日
昨日、天然ガスのバーナーについて
詳報いたしました。
本日は、旧来のバーナー用燃料ガスである「アセチレン」について
高圧ガス保安技術(中級):高圧ガス保安協会 編より抜粋し
解説いたします。
アセチレンガスは、高度経済成長期より日本の産業を影で支えてきた
今でも、無くてはならない産業用ガスです。
鉄を、切ったり(切断)、貼ったり(溶接)、温めたり(加熱)するために
日本全国どこでも、必ずといってよいほど使用されておりますので
ご存知な方も多いと思います。
その反面、取扱に注意が必要で、現代でさえ事故の絶えない
非常に反応性に富んだガスなのです。
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LNG (液化天然ガス) 2006年01月19日
天然ガスで行う鉄筋のガス圧接工法が実用化されてます。
北海道の一般国道の橋脚工事で初の本格施工が行われました。
従来の建築・土木の工事における鉄筋の接合には、アセチレンを燃料とした
「ガス圧接」が広く使われてきました。このアセチレンに替えて、環境性に優れた
天然ガスを用いて鉄筋を圧接する工法が、社団法人日本圧接協会による
「A級継手※」の認定を取得しました。
※A級継手・・・強度と剛性がほぼ母材となる鉄筋と同等であることを
所定の性能確認試験で確認された鉄筋継手
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商品紹介 2006年01月18日
真空装置にわずかなリークが発生したり
装置内に部品の固定ができなかったりして
困ったことはありませんか?
そんな時、 「真空用の接着剤があったらなあ」 なんて
思ったことありませんか?
ガラス容器に入ったハケでひと塗りすれば
室温で固まり、金属、ガラス、セラミック
プラスチックなどの材質に執拗に接着いたします。
アメリカ航空宇宙局(NASA)や多くの企業で
長年使用され信頼性の高いリークシーラント
VACSEAL
真空の常備薬として研究室、実験室、工場など
困った時のためにバックシールはいかがでしょうか。
※バックシール、スーパーバックシールともに取り扱い
致しております。
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H2 (水素) 2006年01月17日
昨日の燃料電池展に関連するお知らせに関しまして
現在、電気事業連合会(http://www.fepc.or.jp/)にて
進められている燃料電池発電のご紹介です。
(環境とエネルギー 世界における日本の電気事業2004-2005より)
燃料電池発電は水力、火力、原子力に続く第四世代の発電技術であり
従来型の発電方法と異なり、直接電気が得られるために発電効率が
高く、大気汚染など環境への影響も少ない特徴があることから、資源の
節約と地球環境保護に貢献できるものとして期待しています。
これまでは、りん酸形燃料電池の小容量機の運転研究を実施してきましたが
その知見を活かして、現在は廃熱温度が高いことから、火力代替プラントに有望な
溶融炭酸塩形燃料電池の研究を進めています。
燃料電池は、数種類の方式があります。
発電用に限らず、自動車にはどのタイプが適当なのか?
答えが出るのは、まだ先のようです。
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H2 (水素) 2006年01月16日
燃料電池関連イベントのお知らせです。
第2回国際水素・燃料電池展(FC EXPO2006)
が以下内容で開催されます。
○会期 1月25日(水)〜27日(金)10:00〜17:00
○会場 東京ビッグサイト西展示棟
○主催 リードエグジビションジャパン株式会社
○共催 水素エネルギー協会、燃料電池情報開発センター
○詳細は、http://www.fcexpo.jp/jp/
既存の産業界における展示会は、軒並み縮小や集客数の伸び悩みが
目立つ中、昨年の燃料電池展では、押すな押すなの大騒ぎ!と思えるほど
賑わいを見せています。
一時の半導体バブルのセミコンショー並です。(ご存知でしょうか?)
注目の技術をご鑑賞になられるのもいかがかと思います。
本日は展示会のお知らせでした。
高圧ガス、低温機器、真空機器
川口液化ケミカル株式会社
TEL 048-282-3665
ありがとうございます。
今日の格言
人生とはなにか?
「群を率いるより群に従うがよし」
(ロシア)
なにごとによらず、先走っては災いを招く。
ガス法規 2006年01月15日
労働安全衛生法 Part3 になります。
この法律は、ガスだけの規定を定めたものではないのですが
ほんとうにボリュームのある法律ですので、参考にしていただき
知っていていただければと思います。
高圧ガス保安法だけでは、片手落ちの可能性も多分にあります。
それでは パート?V ガス集合溶接装置の設置等の基準です。
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ガス法規 2006年01月14日
関係法規について労働安全衛生法のパート2です。
この法律の規制する範囲は驚くほど広範囲です。
労働安全衛生法
労働安全衛生法施行法
労働安全衛生規則
これらの他に
特別規則として
ボイラー及び圧力容器安全規則
特定化学物質等障害予防規定
などがあります。
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ガス法規 2006年01月13日
先日は Web 上の高圧ガス関連サイトのご紹介をいたしました。
本日は、高圧ガスに関連する関連法規のご案内です。
高圧ガスや高圧ガスの設備の種類により、高圧ガス保安法だけでなく、労働安全衛生法、毒物及び劇物取締法などその他の関連法規の規制を受けるものがあります。
・労働安全衛生法
・毒物及び劇物取締法
・薬事法
・消防法
・建築基準法
・計量法
・電気事業法
・道路運送車両法
・食品衛生法
・危険物船舶運送及び貯蔵規則
・航空機による爆発物等の輸送基準等
これらの法規も併せてご理解いただき遵守すべき事項を確認し、安全に、災害を防止するための指針としてご理解いただき高圧ガスをご利用ください。
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LPG (液化石油ガス) 2006年01月12日
「バルク」とは、略称です。
正確には、「バルク供給」のことを指します。
一般家庭、業務用レストラン等、工業用工場など敷地に設置された
貯蔵設備(バルク貯槽またはバルク容器)に、充填設備(バルクローリー)から
ホースを接続し、直接LP・ブタンガスを充填することを「バルク供給」といいます。
このタンクは、扱いが通常の汎用容器(ボンベ)と同様に、容器検査を定期的に行えば
通常の定置式タンクのように毎年自主検査などをする必要のないものです。
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