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マテリアル技術関連用語解説(な〜は行)

内部応力 Internal Stress
「残留応力」説明を参照ください。
ナマシ
適切な温度に加熱し、その温度を保持した後に除冷する操作のことをいいます。目的は残留応力の除去、硬さの低下被削性の向上、冷間加工性の改善、結晶組織の調整、所要の機械的、物理的またはその他の性質を得ることです。
熱間圧延 Hot Roll
「圧延」説明をご参照ください。
熱間加工 Heat Treatment
再結晶温度以上で行われる加工を熱間下降といいます。熱間圧延、熱間押し出し、熱間鍛造などがあります。
熱間鍛造品 Hot Forging
再結晶温度以上の適当な温度で鍛錬成形した鍛造品
熱処理合金 Heat-Treatable Alloy
アルミニウム合金の分類で焼き入れ(溶体化処理)、焼戻し(人工時効硬化)などにより所定の強度を得る合金で展伸材では2000#、6000#、7000#系の合金がこれにあたります。熱処理合金であっても熱処理後に、さらに高い強度を得るために、冷間加工する場合があります。通常はF材、O材、を除き、Tx、Txx、Txxxで表示されます。
熱疲れ Thermal Fatigue Strength
温度変化の繰り返しに起因して発生する熱応力の繰り返しにより生ずる破壊を熱疲れといいます。
熱伝導率 Theamal Conductivity
距離1cmについて1℃の温度差がある場合に1cm2の断面を通って1秒間に伝わる熱量をいいます。数値が大きいほど熱伝導率が良いことになります。
Cal/℃・cm・sec または (cgs)
伸び Elongation
引張試験において試験片が破壊した時の伸びた長さを試験前の長さで割った百分率をいいます。
パーティクル Particle
汚染物質のひとつ、パーティクル(粒子)に関しては通常0.1μm以上の大きさのものを検査し、一定容量中のに何個存在したかを表示します。
(a dust particle)
箔 Foil
厚みが0.01~0.1mmのものをいいます。
バフ研磨
布製あるいは適当な物質の研磨剤を用いて光沢を出す研磨方法です。
バレル研磨
材料を研磨剤とともに回転させるかまたは振動容器に入れて研磨する方法で、乾燥式と湿式があります。バリ取りまたは美観を目的に行われる研磨方法です。
BA Bright Annealed
BAとは、光輝焼純の略で、中性雰囲気炉、真空炉によって焼純したものです。通常行われている大気中での焼純酸洗製品とは異なり、表面の肌、光沢、寸法精度がより一段と優れております。
用途そしては、原子力関係から理化学機器、試験測定器、半導体製造設備、危険流体、高純度ガス燃焼機器用として広く使われております。流体機器の電磁弁や食品関係など各種産業界での流体制御機器にも施されております。
・BA仕上げ
「BA」説明をご参照ください。
BS British Standards
英国国家規格の略をいいます。
B1アルマイト
アルマイト膜圧 9ミクロンの意味です。
B2アルマイト 
アルマイト膜圧 6ミクロンの意味です。
ピーリング Peeling
熱処理後の棒鋼の表面の黒皮をリンゴの皮を剥くように切削した光沢のある表面仕上げです。ステンレス丸棒製品では20φ~150φの丸棒はほとんどがピーリングされております。
引抜き Draw
あらかじめ求める形状に加工された金型(ダイス)を通し、引抜くことを引抜き加工といいます。管、丸棒、平棒などの製造方法があります。特に高精度の製品が得られます。通常は冷間で引抜くため加工硬化を伴います。
引抜試験 Tensile Test
引抜試験はJIS2241-1980 に規定された方法に従って、降伏点、O耐力、O引張強さ、O伸び、絞りなどを求めるもので、O印はミルシートにも記載されています。比例限度、弾性限度、弾性係数なども測定できます。
引張強さ Tensile Strength
引張試験で材料片が降伏点、耐力を超えて更に大きな荷重に耐えたとして、そのときの最大荷重Wmax(Nまたはkgf)を試験前の断面積Ao(mm2)で割った値を引張強さといいます。また、一般的には引張強さが大きくなると、硬さ(硬度)も増してきます。
比電気率抵抗 Specific Resistance
長さ1cm断面積1cm3の物質の電気抵抗をいいます。また、電気抵抗の逆数を、比電導度または電導率といいます。一般に高温になるほど抵抗は増します。
μΩ/cm
比導電度
導電率のことをいいます。電気比低効率の逆数になります。
ピニオン Pinion
小歯車
比熱 Specific Heat
1gの物質温度を1℃上昇させるのに必要な熱量をいいます。 Cal/g℃
比熱処理合金 Non-Heat-Treatable
アルミニウム合金の分類で、製造のまま、あるいは圧延、抽伸などの冷間加工によって所定の強度を得る合金です。展伸材では1000#、3000#、4000#、5000#系の合金がこれにあたります。ただ非熱処理合金の場合でも、焼きなましや安定化処理のように熱処理が行われることがあります。通常は質別はF材、O材を除きHxx,Hxxxで示されます。
表面粗さ
「面粗度」説明をご参照ください。
表面改質 
数百度の熱を加えて水分などを除去するベーキングや先の述べたドライパッシベーションをいいます。
ピンホール Pin hole
鋳造などの場合に、溶湯中に吸収されたガスが、凝固過程で放出されるために発生する小さな気孔をピンホールといいます。溶接部にも発生することがあります。
フープ Hoop
通常の厚板が3mm以下で幅が500mm以下の帯状鋼板のことをいいます。幅500mm超えはストリップといいます。
フェースミル
一端面と外周面に切れ刃をもち、主に立てスライス盤で平面切削に用いるフライスをいいます。
フェライト Ferrite
体心立方格子のα鉄に最大0.02%の炭素が固溶した固溶体をフェライトといいます。フェライトは鉄鋼組織中で最も柔らかく、延性も大きく、常温では強磁性体です。フェライトの欠点は、腐食しやすことです。ただし、フェライト系に多量のCrを入れることにより、耐食性はオーステナイト系、フェライト系、マルテンサイト系の順で良好で、加工性と溶接性に優れおります。焼入硬化性はありません。
深絞り性 Deep Drawability
ダイス面上の素材が、ダイス穴内へ絞り込まれ得る程度であり、その程度により、絞り性、深絞り性、超深絞り性に区別されます。
腐食 Corrosion
腐食とは「金属がそれを取り囲む環境によって化学的あるいは電気化学的に寝食されること」と定義されているが、実際、金属を使用する上では大半が電気化学的反応によるものです。従って腐食のことを「電食」といっている場合もあります。電気化学的反応とは、金属のプラスイオンと水や環境下で発生するマイナスイオンが電池作用し腐食反応を起すこと、または電位差による反応のことである。また腐食は湿気や水を介在して発生することが多く、これを湿食といいます。
ブッシュ Bush
板材に埋め込まれて使用されるリング状の部品のことをいいます。
不動態化処理 Passivation Tratment
ステンレス鋼の表面不動態化処理を施す方法は
・硝酸その他の強力な酸化剤を含む溶液に浸漬させる方法
・酸化剤を含む溶液中で、アノード分極により処理を行う方法
・酸素もしくは清浄な空気中における低温加熱による方法
(「O2パッシベーション」説明をご参照ください。)
以上3種あります。
不動態被膜 Passivation
硝酸溶液中にある鉄は、硝酸濃度を増すにつれて腐食も増えていきますが、65%あたりの濃度から溶けなくなる現象が見られます。これは強い酸化剤である硝酸が、鉄の表面に不活性な被膜を形成するためです。この被膜を不動態被膜といいます。
この被膜は、溶液中で傷をつけてしまっても容易に回復し被膜を形成します。ステンレス鋼は、鉄の溶ける濃度の硝酸溶液中でも溶け出すことがなく、白金に近い耐食性を示します。これは、鉄にCrもしくはCr+Niを組み合わせて合金化することで不動態被膜が更に安定で強固なものになるためです。この強固な膜はガラスのように緻密で密着性の良い柔軟な構造なため母材のステンレス鋼に均一であり、強固であり、化学的にも安定な膜になっているようです。不動態被膜ができたことにより母材の金属成分が溶液中で溶出し難くなります。
ブリネル硬さ Brinell Hardness Test
金属に対する押し込みの硬さで直径Dmmの球圧子を試験片の面に球状の窪みを付け検査します。この荷重を、窪みの荷重から求めた窪みに表面積で割った値で算出します。
球圧子が標準球の場合は     HB
球圧子が鋼球の場合は      HBS
球圧子が超鋼合金球の場合は   HBW
の記号で示します。
HB値が433以下ではHBSとHBWの値は同じです。
プレーナー仕上げ
平削り盤にて仕上げることをいいます。
プラズマアーク Plasma Arc
機械的、電気的に収束されたプラズマ柱をもつアークで、高密度の熱を発生させるために用いられることをいいます。プラズマアークには電極と母材との間に発生させるトランスファーアーク及び電極とトーチ内のノズルとの間に発生させるノントランスファーがあります。
ブローホール Blow Hole
ブローホール(気孔または気泡)、ピンホールが完全に圧着されず、その跡をとどめたものをいいます。通常は圧延によって押しつぶされて線状にあらわれます。ただし、ピンホールのようにお非常に小さな気孔は腐食により「ピット」として現れます。
プレス焼入れ性
プレスした状態で行う焼入れのことをいいます。焼入れ変形を極度に嫌う機械部品などに応用されダイクエンチともいわれます。
雰囲気熱処理 Controlled atmosphere heat treatment
バッチ炉の炉内を雰囲気ガスで満たし、目的によりガス種、温度、熱処理時間などを調整して行う方法です。雰囲気ガスには、酸化性、還元性、不活性、浸炭製、窒化性などの種類があります。
平面度
機械の平面部分や幾何学的平面からの開きの大きさをいいます。
ヘリサート
ステンレス鋼やリン青銅の高精度コイルで雄ネジと雌ネジの間に挿入されるネジの結合体のことをいいます。耐摩耗性、耐食性が大きく荷重分布を広くするので、ネジの疲労荷重を大きくできます。
偏折 Segregation
不純物や合金元素を含む合金を鋳造するときに、鋳型が接した外部から内部へ凝固していきます。このとき溶融点の低い成分や不純物などは最後に凝固する部分(中心部)に集中して偏在することになっていきます。この現象を、偏折(正偏折)といいます。
逆に、ガスの圧力や急冷など、内部よりも外周部に集まる現象を逆偏折といいます。逆偏接は、青銅に見られる現象です。
ベーキング Barking
配管パイプの中に残存する微量な水分に対して、精密洗浄や乾燥後にクラス1000のC/C内で流速4~8m/secの窒素ガスをブローしながら通電加熱し、150~200℃の温度において約30~120分処理をすることで管内の露点を低下させる処理方法などのことをいいます。
ポアソン比
金属の棒を引っ張ると縦方向に伸びると同時に横方向に縮みますが、弾性限度の範囲内で横方向のひずみε1と縦方向のひずみεとの比は一定となり、このことをポアソン比と称します。
V = ε1/ε
Vの逆数をポアソン数といい m で表します。
防振板
「制震板」説明をご参照ください。
放電加工
絶縁性の加工溶液中(白灯油など)で、あらかじめ所定の形状に加工された電極(銅やグラファイトなど)と加工物の間に数十μm以下の狭いギャップ長で対向させ、短時間のアーク放電を反復して発生させることにより、電極と反転複写形状の掘り込み加工ができる加工方法をいいます。
ホーニング Honing
円筒の内面を中ぐり、研削などの加工をした後、細粒の砥石を使用して更に精度を高めるために行われる研磨加工方法をいいます。シリンダーの製造などに用いられております。
ポンチ
板の絞りやコイニング、打ち抜き、粉末の突き固めなどを行うため、ダイスの中に金属を押し込む可動部のことをいいます。

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