純酸素バーナ式回転炉
鋳鉄溶解用バーナー
今注目の! 純酸素バーナー式回転炉
現在、鋳物業界で鋳鉄溶解に使用されているキューポラ、電気炉に次ぐ第三の溶解炉として注目されているのが「純酸素バーナ式回転炉」です。
キューポラ溶解は、常時熟練した技術者によって監視する必要があります。
電気炉溶解も、電気代の契約電気基本料など生産の増減に関係なくコストがかかります。
純酸素バーナ式回転炉では、それらの問題点を改善し、低ランニングコスト、高品位鋳鉄、優れた操作性、クリーンな作業環境を実現した次世代の鋳鉄溶解炉です。
コークスが足りない!
中国経済の急発展で、日本の鉄鋼加工製品輸出量は増加していますが、同時に鉄鋼関連の原材料価格も高騰しています。
中国での鋳鉄生産も増加の一途をたどり日本国内で鋳鉄を生産するために必要なコークスが安定的に手に入らなくなってしまうとの懸念もあります。
純酸素バーナー式回転炉では、成分調整用の少量のコークスで溶解することができます。
更には切削油まみれのダライ粉や屋外で雨に打たれ濡れたスクラップなどを手間をかけずにそのまま使用できます。
中国経済の影響を緩和し溶解コストの低減を図れます。
高品位・低コスト・高効率
熱効率に優れたバーナー(最高2300℃)を熱源とすることで、電気やコークスを使用する炉と比べて低コスト、省エネを実現できます。
また、NOx(酸性雨の原因)規制やCO2(温暖化ガス)排出などに対しても燃料として酸素ガスとLPGまたはLNGを使用した完全燃焼ですので有効性が実証されています。
エコロジカルでクリーンな作業環境が実現可能な純酸素バーナ式回転炉の詳しい資料、お問い合わせはこちらまで。