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第6848号 石炭ガス化基礎実験設備 生成ガス漏えい(事故事例集より)

各種ガスの事故事例集より以下の事象をご紹介致します。

「石炭ガス化基礎実験設備 生成ガス漏えい」

・2020年9月10日 神奈川県横須賀市

・製造事業所(一般)

・破裂・破損等

・混合ガス(N2/CO/H2/CO2/H2O/CH4)

事故状況
・設備内圧1.9MPaにて石炭ガス化試験運転時に、別棟
(管理棟)で運転操作と監視を行っていたところ、石炭
バーナ1本のSTPG製微粉炭搬送配管が噴破し、石炭ガス
化炉内の生成ガスが実験棟内に放出され、COガス警報器
が発報した。

事故原因
・微粉炭搬送配管の詰まりを解消させるため、微粉炭の供給
を一時的に停止させ、その後供給を再開した際に、微粉
炭供給圧力調節弁の開度調整に遅れが生じ微粉炭供給圧力
が低下したため、ガス化炉内の高温ガス(約1,200℃)が
微粉炭搬送配管に流れ込んだと思われます。これにより、
当該石炭バーナ内層の微粉炭搬送配管(STPG370-S)が
高温になり、この管の外周を満たしている酸素と反応して
燃焼に至ったと考えられます。燃焼は当該石炭バーナの石炭
ガス化炉側出口近傍から始まり、その後、微粉炭搬送配管
の上流側に伝播し、微粉炭搬送配管が炉外に露出する箇所
に至ったところで噴破したと推定されます。

措置
・当該高圧ガス製造施設の運転を緊急停止した。
・安全確認後、COガス警報器を携帯して異常箇所の確認を行い
当該損傷箇所を発見し、当該石炭バーナを取り外した。
・当該石炭バーナと、接続する微粉炭搬送配管を更新した。

対策
(1)石炭バーナへの微粉炭供給停止操作方法の修正
・石炭バーナへの微粉炭供給を停止する際には、石炭バーナ
への酸素の供給を停止し、酸素配管を窒素にてブローする手
順に変更した。
(2)石炭バーナへの酸素供給の自動停止
・異常時に石炭バーナへの酸素供給を自動的に停止させる
機構を設けた。
(3)石炭バーナの材質変更
・次回製作時は、石炭バーナの微粉炭搬送配管の材質を
酸素配管と同等のSUS製に変更し、耐熱性を高める。

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ニュース
第105回全国高校野球選手権記念大会(6日から17日間・甲子園)の
組み合わせ抽選会が3日、全49校の関係者が集まり大阪市内で行われ、
3回戦までの組み合わせが決まった。
連覇を目指す仙台育英(宮城)は、第1日第3試合で強豪・浦和学院(埼玉)と激突する。


今日の埼玉県川口市のお天気は?
天気 晴れ
温度 35℃(PM3:00)
ボンベ庫温度 朝32℃ 昼37℃ 夕37℃
弊社 太陽光発電総発電量 47.4Kwh


埼玉県のPM2.5観測地点  2μg/m3(さいたま市城南)
本日の電力最大消費率は?
(エレクトリカル・ジャパンElectrical Japan(PM3:00)より)
北海電85%、東北電91%、東京電83%、中部電85%、北陸電93%
関西電88%、中国電87%、四国電75%、九州電87%、沖縄電73%
利根川上流域の関東ダム貯水率は?
08/3  15:00  250,737千m3   68.0%   14.10m3/sec
(利根川ダム統合管理事務所河川情報より)
(藤原・相俣・薗原・矢木沢・奈良俣・八ッ場・下久保・草木および渡良瀬貯水池)

*Twitter世界トレンドより
1位:仙台育英
2位:タイッツー
3位:シーザー暗号
4位:#ヒルナンデス
5位:テーマスカウト缶バッチ

西野亮廣氏ブログ
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厚生労働省発表
日本のコロナワクチン接種後の状況
 2,076人死亡

副反応報告
製造販売業者からの副反応疑い報告
2021,02,17~2023,04,30
重篤 27,361人


厚生労働省人口動態統計

死亡数増減
2016年死亡1,312,019人 前年比 17,188人増
2017年死亡1,352,198人 前年比 33,186人増
2018年死亡1,374,765人 前年比 22,567人増
2019年死亡1,393,917人 前年比 19,152人増
2020年死亡1,384,544人 前年比 9,373人減
2021年死亡1,452,289人 前年比 67,745人増
2022年死亡1,582,033人 前年比 129,744人増
2023年死亡 438,983人 前年比 16,946人増

コロナワクチン予防接種健康被害審査
2023,06,26 103人

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