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第6808号 液化塩素漏えい

高圧ガスの事故事例、塩素ガスのガス事故事例を
ご紹介致します。

液化塩素貯槽の払出ライン安全弁取外し点検中の液化塩素漏えい

発生日 2019年3月4日(月)

発生場所 神奈川県川崎市

ガスの種類
液化塩素

事故状況
液化塩素貯槽の払出ライン安全弁の点検を実施するため
安全弁上流弁を閉止し、安全弁フランジのボルト(計4本)
2本緩めたところ、液化塩素が漏えいした。作業者は直ち
に室外へ退避し被害なし。ガス検知器が作動したため
CCR から遠隔で除害行ラインを開け、直近の緊急遮断弁
を閉じた。
敷地境界で塩素ガス濃度測定、最大濃度 0.3ppm。また、
近隣事業所等の周辺道路で異臭がないことを確認。漏えい
箇所に通じる液化塩素の循環ライン戻りバルブを手動で閉
じた。室内の塩素ガス濃度が低下してきたところでブロワ
ー車を用いた強制置換を開始。以降、拡散措置を行い、室
内、安全弁フランジ付近、建屋周辺で塩素の不検出を確認
した。

事故原因
安全弁上流弁の閉止が不十分であり、かつ閉止状態の確認
(内漏れ)が不十分であったため、安全弁のフランジボルト
2本を緩めた際に塩素が噴出した。また、開放されていた
扉にはドアクローザーが設置されておらず、作業者には避難
の際に扉を閉める余裕がなかったため、室外へ漏えいした。

措置・対策
応急対応として、当該安全弁の点検作業を行う際には、脱圧
するとともに、安全弁上流弁の閉止状態を2名で確認するこ
ととした。恒久対策としては、①弁操作に関する教育の実施
、②活線末端手動弁2次側フランジ開放時、液抜き、脱圧で
きない場合の作業手順書作成、③活線末端手動弁2次側フラ
ンジを開放する際に、内漏れがない事を確認できる設備の設
置、④扉の自動閉化。

教訓
・ 作業員は、危険性・有害性の高い流体を扱う設備の点検等
作業におけるリスクを把握し、上流弁の閉止や脱圧の実施
と確認を徹底する必要がある。
・ 漏えいガスの拡散防止や除害のために必要な遮蔽扉等の設
備は、有事の際に開け放ったままとならないよう日頃から
管理する必要がある。作業等により一時的に開放したまま
とする必要が生じた場合も、有事の際には閉じなければな
らない扉であることを、その目的も含め作業員に教育す
る必要がある。

高圧ガス、低温機器、真空機器
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利根川上流域の関東ダム貯水率は?
06/24 23:00 397,684千m3 72.1% 111.90m3/sec
(利根川ダム統合管理事務所河川情報より)
(藤原・相俣・薗原・矢木沢・奈良俣・八ッ場・下久保・草木および渡良瀬貯水池)

*Twitter世界トレンドより
1位:#SixTONESANN
2位: タイタニック
3位: モスクワ
4位: #小島健誕生祭2023
5位: #BiSHバイバイ_Venue101

西野亮廣氏ブログ
 「成功」と「失敗」

厚生労働省発表
日本のコロナワクチン接種後の状況
 2,059人死亡

副反応報告
製造販売業者からの副反応疑い報告
2021,02,17~2023,03,12
重篤 26,363人


厚生労働省人口動態統計

死亡数増減
2016年死亡1,312,019人 前年比 17,188人増
2017年死亡1,352,198人 前年比 33,186人増
2018年死亡1,374,765人 前年比 22,567人増
2019年死亡1,393,917人 前年比 19,152人増
2020年死亡1,384,544人 前年比 9,373人減
2021年死亡1,452,289人 前年比 67,745人増
2022年死亡1,582,033人 前年比 129,744人増
2023年死亡 438,983人 前年比 16,946人増

ワクチンロット番号別死亡者数
(厚生科学審議会接種後被害報告事例より)

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