第6798号 液化酸素ガス漏えい事故事例
液化酸素ガス漏えい事故
事故発生日時
2021 年 11 月 10 日(水)
事故発生場所
福岡県北九州市
事故発生事象
漏えい
事故発生原因
誤操作など
事故の概要
液化酸素容器(超低温容器)から高圧ガスを消費するため
作業員が液化酸素容器の加圧調整弁を操作して、液化酸素
容器内を加圧しようとした。しかし、保圧弁の取付けナット
を加圧調整弁と誤認し、緩めたため、保圧弁が脱落し、
液化酸素が漏えいした。
事故発生原因の詳細
・作業員は、3 年前に液化酸素容器を使用し、今回と同じ
作業を行っていた。
・今回搬入された液化酸素容器は前回とメーカが異なり、
容器の附属品の位置および数が異なっていた。しかし、
作業員は、3 年前の容器と同じと思い込み、使用した。
・作業員は、保圧バルブの取付けナットを加圧調整弁と
誤認し、取付けナットを緩めたため、保圧バルブの弁棒
とハンドルが脱落し、液化酸素が漏えいした。
・作業員は、調整弁の設定を変更しようとした。しかし、
メーカの取扱説明書には、容器の調整弁の設定をむやみ
に変更しないことと記載されている。
・作業員は、液化酸素の漏えいを止めようと、保圧弁の弁棒
とハンドルを元に戻そうとしたため、手に凍傷と負った。
事業所は、液化酸素が漏えいした場合を想定したマニュアル
を定めていなかった。
教訓(事故調査解析委員会作成)
・事業所は、頻度が少ない作業においても作業手順を定め、
作業を行う前には十分に確認を行うことが重要である。
・超低温容器は容器の附属品が複数あり、操作が複雑である
ことから、思い込みによる行動をせず、附属品の構造を
理解し、メーカの取扱説明書の注意事項を遵守して、操作
することが重要である。
・事業所は、高圧ガスが漏えいした場合に備えた対応マニュアル
を策定し、保安教育を行うことが重要である。また、液化
ガスは低温のため、取り扱う際には凍傷に気を付けることが
重要である。
・販売業者などは、過去と異なる仕様の容器を納入する場合、
容器の適切な取扱いについて、周知、指導をすることが
重要である。
高圧ガス、低温機器、真空機器
川口液化ケミカル株式会社
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ニュース
陸上自衛隊日野基本射撃場(岐阜市)で隊員ら3人が死傷した発砲事件を受け、
陸自トップの森下泰臣陸上幕僚長が14日、記者会見を開き、殺人未遂容疑で
逮捕された自衛官候補生(18)について、新隊員教育の実弾射撃訓練中だった
と明らかにした。今年4月に守山駐屯地(名古屋市守山区)に入隊しており、
被害者の中には射撃訓練の支援をする教育隊員が含まれるという。
森下幕僚長は「このような事案は、武器を扱う組織として決してあってはならない。
陸上幕僚長として重く受け止めている」とした上で、陸自として今後、調査委員会を
設けて原因究明と再発防止を図るとした。
事件では男性2人が死亡し、1人が負傷した。小銃を撃ったとして男の自衛官候補生が
殺人未遂容疑で逮捕された。
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利根川上流域の関東ダム貯水率は?
06/14 15:00 457,072千m3 82.9% 84.59m3/sec
(利根川ダム統合管理事務所河川情報より)
(藤原・相俣・薗原・矢木沢・奈良俣・八ッ場・下久保・草木および渡良瀬貯水池)
*Twitter世界トレンドより
1位:ブルプロ
2位:広末涼子
3位:ブループルトコル
4位:#ルムマで2pick
5位:#オールスター2Pick
西野亮廣氏ブログ
「ソウルメイト」が架け橋になる
厚生労働省発表
日本のコロナワクチン接種後の状況
2,059人死亡
副反応報告
製造販売業者からの副反応疑い報告
2021,02,17~2023,03,12
重篤 人
厚生労働省人口動態統計
死亡数増減
2016年死亡1,312,019人 前年比 17,188人増
2017年死亡1,352,198人 前年比 33,186人増
2018年死亡1,374,765人 前年比 22,567人増
2019年死亡1,393,917人 前年比 19,152人増
2020年死亡1,384,544人 前年比 9,373人減
2021年死亡1,452,289人 前年比 67,745人増
2022年死亡1,582,033人 前年比 129,744人増
2023年死亡 438,983人 前年比 16,946人増