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第6573号 55.充塡容器等の転落、転倒等を防止する措置(移動)

令和4年9月28日水曜日

伊勢湾岸自動車道から東名高速道路へ進入する 豊田ジャンクション内の
上り路線において、多数のLPガス容器を積載した車両が、走行中に前方
の車両との衝突を避けるため急ブレーキをかけたところ、LPガス容器が
荷崩れを起こして路上に散乱し、当該容器から漏えいしたLPガスが何ら
かの原因で着火して、火災が発生するとともに、容器が爆発する事故が発
生しました。
 この事故で、LPガス容器を積載していた車両に加え、当該車両の前方
に停車していた2台の車両が火災・爆発に巻き込まれ、炎上するとともに、
これら2台の車両に乗車していた1名が死亡、2名が負傷する被害が発生
しました。
 また、他にも高速道路において多数の高圧ガス容器を積載した車両から、
当該容器が荷崩れを起こして路上に落下する事故が発生しております。
 高圧ガス容器を車両に積載して移動する場合は、交通法規を遵守すると
ともに、高圧ガス保安法令に基づき、充塡容器等の転落、転倒等による衝
撃を防止するため、充塡容器等を荷台の前方に寄せ、ロープ等を使用して
確実に緊縛するなど、移動中の事故防止のための措置が必要です。
 高圧ガス取扱者におかれては、高圧ガスの移動時の危険性を十分に認識
した上で、安全な取り扱い等にご注意いただきますよう、よろしくお願い
いたします。

高圧ガス保安法一般則より
55.充塡容器等の転落、転倒等を防止する措置(移動)

充塡容器等の移動に係る転落、転倒等による衝撃及びバルブの損傷を防止
する措置は、次の各号の基準によるものとする。

1. 充塡容器等を車両に積載し、若しくは車両から荷卸し、又は地盤面上を
 移動させる場合は、次の各号の基準により行うものとする。
 1.1 充塡容器等を車両に積載し、又は車両から荷卸しするときは、ゴム
 製マットその他衝撃を緩和するものの上で行うこと等により、当該充塡容
 器等が衝撃を受けないような措置を講ずること。
 1.2 充塡容器等の胴部と車両との間に布製マットをはさむこと等により、
 摩擦を防止し、かつ、当該充塡容器等にきず、へこみ等が生じないような
 措置を講ずること。
 1.3 プロテクターのない容器にあっては、キャップを施して行うこと。
 1.4 地盤面上を手により移動するときは、充塡容器等の胴部が地盤面に接
 しないようにして行うこと。
2. 充塡容器等を車両に積載して移動する場合は、次の各号の基準により行
 うものとする。
 2.1 車両の最大積載量を超えて積載しないこと。
 2.2 充塡容器等の積載は、次の方法により行うこと。
 (1) 充塡容器等(500㎏入りのもの等本来立積み又は斜め積みとする構造
   を有していないものを除く。)は、立積み又は斜め積みとし、10㎏入り
   以下のものを除き1段積みとすること。ただし、斜め積みの場合には安全
   弁の放出口を上に向け、充塡容器等の側面と車両の荷台との角度は20度
   以上とし、かつ、その角度を保持することができる措置を講ずること。
 (2) 充塡容器等は、荷くずれ、転落、転倒、車両の追突等による衝撃及び
   バルブの損傷等を防止するため、車両の荷台の前方に寄せ、ロープ、ワ
   イアロープ、荷締め器、ネット等(以下「ロープ等」という。)を使用し
   て確実に緊縛し、かつ、当該充塡容器等の後面と車両の後バンパの後面
   ( 後バンパのない場合には車両の後面とする。以下同じ。)との間に
    約30cm以上の水平距離を保持するように積載すること。ただし、次に
   掲げる場合のいずれかの措置を講じた場合は、この限りでない。
   イ.充塡容器等をロープ等により緊縛した場合であって、車両の後部に
     厚さ5mm以上、幅100mm以上のバンパ(SS400を使用したものである
     こと。以下同じ。)を設けた場合
   ロ.車両の側板の高さが積載した充塡容器等の高さの2/3以上となる場合
    (充塡容器等を立積みする場合であって、側板の上部に補助枠又は補助
     板を設けた場合を含み、充塡容器等を2段以上積み重ねた場合にあっ
     ては、その最上段のものの高さの2/3以上の高さとなる場合とする。
     以下同じ。)であって、木枠、角材等を使用して充塡容器等を確実に
     固定することができ、かつ、当該充塡容器等の後面と車両の後バンパ
     の後面との水平距離が約30cm以上である場合
   ハ.車両の側板の高さが積載した充填容器等の高さの2/3以上となる場合
     であって、木枠、角材等を使用して充塡容器等を確実に固定すること
     ができ、かつ、車両の後部に厚さ5mm以上、幅規則関係条項 第49条
     第4号- 112 –
     100mm以上のバンパを設けた場合
   ニ.充塡容器等をロープ等により緊縛した場合又は車両の側板の高さが
     積載した充塡容器等の高さの2/3以上となる場合であって、積載した
     充塡容器等の後面と車両の後部の側板との間に厚さ100mm以上の緩衝
     材(自動車用タイヤ、毛布、フエルト、シート等)を挿入し、確実に
     固定することができる場合
3. 車両に積載したときは、当該車両の側板は正常な状態に閉じた上確実に止金
 をかけること。

高圧ガス、低温機器、真空機器
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ニュース
新型コロナワクチン接種に伴う健康被害の補償申請受理件数が
これまでに4000件を超える一方、約3200件が審査中となっており
受理件数に占める割合(審査未了率)が75%を超えていることが
9月9日、厚生労働省が公表した資料でわかった。審査未了件数は
半年前の6倍に増え、審査がパンク状態になっている可能性がある。
 これまでのところ、主要メディアはこうした健康被害救済制度
に基づく審査の実態や結果の詳細をほとんど報道していない。
 


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本日の電力最大消費率は?
(エレクトリカル・ジャパンElectrical Japan(PM3:00)より)
北海電83%、東北電75%、東京電87%、中部電84%、北陸電89%
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利根川上流域の関東ダム貯水率は?
11/1 15:00   401,362千m3   72.8%   45.11m3/sec
(利根川ダム統合管理事務所河川情報より)
(藤原・相俣・薗原・矢木沢・奈良俣・八ッ場・下久保・草木および渡良瀬貯水池)

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西野亮廣氏ブログ
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