第6394号 窒素の役割

N2 (窒素) NH3 (アンモニア) NO3 (三酸化窒素) 　2022年05月06日

植物の三大栄養素である窒素N は、カリウムK、リンP
と共に葉や茎など植物体をつくる重要な肥料です。

マメ科の一部を除き植物は窒素分子を利用できません。
植物が栄養源として利用するためアンモニアNH3のように
空中窒素の固定と言われ、自然界では雷など自然放電で
窒素分子はアンモニアに変えられます。

空中窒素の固定は人為的におこなうために1906年ドイツの
科学者ハーバーとボッシュにより開発され空気中の窒素と
水を電気分解して得た水素を鉄化合物を触媒とし500℃、200
～300気圧の高温高圧で反応させます。

このアンモニアを酸化させ硝酸HNO3となり、硝酸とアンモニア
を反応させ硝酸アンモニウム（硝安）NH4NO3、硝酸とカリウム
を反応させ硝酸カリウム（硝石）KNO3という肥料に変化します。

他にもアンモニアから尿素(NH2)2CO、塩化アンモニウム（塩安）
NH4Cl、硫酸アンモニウム（硫安）(NH4)2SO4が生まれますし
硝酸HNO3から硝酸ナトリウム（チリ硝石）NaNO3も生まれます。

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天皇陛下は１日、即位から３年を迎えられた。この１年は、
代替わりに伴うお引っ越しや、長女、敬宮(としのみや)愛子さまのご成年など、
天皇ご一家にとって大きな節目となる出来事もあった。新型コロナウイルス禍
で行動が制限される中でも、陛下は皇后さまとともに、オンラインを活用して
国民との交流を続けられている。