防爆電気設備 Part2
昨日に引き続き、防爆電気設備の基礎的なお話しです。
防爆規格と防爆構造までご紹介しましたが、本日は爆発等級なるものと
発火度および温度等級についてお知らせ致します。
先ずは「爆発等級」についてです。
爆発性ガスの火炎逸走限界の値とガスの発火点の範囲によって等級が
定められています。等級は構造規格において防爆構造容器の接合面の隙
間と面積による等級と技術的基準のガス、蒸気、のクラス分けによって
機器の選定に於いて使用する場所の対象となるガスや蒸気の危険特性分
類表の爆発等級またはガスのグループ分けで判断します。特に爆発等級
3に関しては対象物に着火するのに要するエネルギーの大小によって
a , b , c と分かれています。
構造規格(爆発等級) 技術的基準(グループ)
1、火炎逸走限界 ⅡA ガスの分類
2、火炎逸走限界 ⅡB ガスの分類
3、火炎逸走限界 ⅡC ガスの分類
次に「発火度」と「温度等級」です。
電気機器を使用した時に、その表面に可燃性ガスや蒸気が触れて発火
しない温度(防爆機器の表面温度がガスや蒸気の発火温度以下までしか
温度上昇しないグループに分けた記号のことで、構造規格とは技術的基
準で、概ね同程度の温度として選択できますが、その温度範囲選択は爆
発性雰囲気に於けるガスの種類の発火点温度の確認が必要です。また、
温度等級(技術的基準)の温度は、防爆構造の表面最高温度になります。
以下に示す発火度と温度等級の番号が大きいほど爆発し易いガスです。
発火度の分類
発火度(構造規格) 発火点(発火温度) 許容使用温度
G1 450℃以上 360℃
G2 300℃を超え450℃以下 240℃
G3 200℃を超え300℃以下 160℃
G4 135℃を超え200℃以下 110℃
G5 100℃を超え135℃以下 80℃
G6 85℃を超え100℃以下 70℃
温度等級(技術的基準) 最高表面温度の許容範囲
T1 300℃を超え450℃以下
T2 200℃を超え300℃以下
T3 135℃を超え200℃以下
T4 100℃を超え135℃以下
T5 85℃を超え100℃以下
T6 85℃以下
になります。
防爆に関するガス機器のことなら
川口液化ケミカル株式会社までご相談ください。
TEL 048-282-3665
FAX 048-281-3987
E-mail : info★klchem.co.jp
※★を@に変えてお知らせください。
ありがとうございます
今日の埼玉県川口市のお天気は?
2014年2月18日 火曜日
※ソチ冬季五輪でカーリング女子1次リーグが行われ、この日2試合を
戦った日本は8-5で中国に勝利したものの、スウェーデンに4-8で敗れ
通算成績4勝5敗で準決勝進出を逃しました。
天気 はれ
ボンベ庫の温度 朝2℃、昼4℃、夜4℃
本日の電力最大消費率は?
東電86%、北陸電80%、中部電87%、関西電88%、中国電85%、四国電83%、九州電94%
北海道電88%、東北電90%
*Twitter ランキング
1位:銅メダル、2位:葛西、3位:修造
4位:ドイツ、5位:マモ
です。
バランスを崩して前に進み、バランスをとっていく 2538 テーマ:■「成長のヒント」のバックナンバー
<成長のヒント>
人は
右足と左足を交互に出して
前に進む。
立ったままなら
安定はしているが
それでは、前には進まない。
これは仕事も人生も
すべて一緒。
安定すれば
確かに安心だが
そこに居座ってしまい
進む意欲も失い
成長も止まってしまう。
不安だからこそ
前に踏み出すことで
しだいに加速度がついて
バランスがとれていく。
思い切って
住み慣れた環境を一新してみる。
やり慣れた仕事を再構築してみる。
勇気を出して
今までやっていたことを手放してみる。
今までやったことがないことに挑戦してみる。
確かに
最初は心理的抵抗が働き
恐怖や不安が襲ってくるが
その不安定さ(アンバランス)こそが
前に進む動力源(エネルギー)となる。
(小田真嘉氏成長のヒントブログより)
by との