アルゴン+水素の混合ガスによるTIG溶接
通常のTIG溶接では100%のアルゴンガスをシールガスとして使用しますが
アルゴンガスに水素ガスを添加するとアーク電圧が上昇して母材への入熱量
が増えますので溶け込み量が増え高速溶接が可能となります。
母材については、オーステナイト系のSUS304などにしか適用できないことが
前提条件になりますが高効率のTIG溶接が可能となります。水素の混合比率
は3~7%とされていますが、Ar + H2 (7%) の混合ガスの場合を例にとって
限界溶接速度と溶接電流との関係を見てみましょう。
母材SUS304 肉厚 t=2mm の場合、
溶接電流 限界溶接速度
Ar100% Ar+H2(7%)
100A 約25cm/min 約50cm/min
120A 約50cm/min 約110cm/min
180A 約50cm/min 約150cm/min
Ar100%に対しAr+H2(7%)の混合ガスの場合約3倍のスピードで溶接が可能
となっています。スピードとアーク電圧にばかり目を奪われがちですが、併せて
溶接電流が高くとれることが特徴でもありますので溶接作業をする上でのポイ
ントになります。
TIG溶接用アルゴンガス、アルゴン+水素混合ガス(Ar+H2)のご用命から
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今日の埼玉県さいたま市のお天気は?
2013年11月16日 土曜日
※サッカーの国際親善試合、日本代表-オランダ代表が16日
ベルギーのゲンクで行われ、日本は0-2の劣勢から追い付き
2-2で引き分けました。快挙です!
天気 はれ
気温 12℃(AM7:30)
本日の電力最大消費率は?
東電87%、北陸電ND、中部電91%、関西電79%、中国電ND、四国電ND、九州電88%
北海道電87%、東北電85%
です。
いろいろ起きるのは前進している証拠
前向きにやっていたら
いろいろなことが起きるもの。
いちいち気にしていたら
前に進めない。
突破する秘訣は
次の2つのいずれか。
1.思いきって水に流す。
気持ちを軽くするほど、流れに乗れる。
2.まるごと抱き締める。
心を決めるほど、追い風が吹く。
(小田真嘉氏成長のヒントブログより)
by との