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硬水を軟水へ

 高圧ガスを使用する機器装置や真空装置では、反応熱やポンプなどの発熱を抑えるために
冷却水による熱交換や空冷のファンで直接冷却するなどのして利用されています。

水のコスト感覚がゆるい日本国内では、冷却水はタダ(お金が掛からない)のイメージで地下
水や水道水をどんどん流して冷却する使い方が多かったのですが、地盤沈下や水道水のコス
トを厳密に研究室単位で管理するようになり、使い捨てではなく、冷やし直して何回も回転させ
て使用するチラー+循環系で使用することが一般的になりました。

そこで問題になるのが配管内部に溜まる固形物によるトラブルです。

水の中に含まれる成分が様々な要因により析出し、最悪の場合冷却水が循環する邪魔になり
装置が冷却できず自動停止してしまうといった実務上のトラブルにもなりかねません。

実はこの固形物は、硬水に含まれるカルシウムやマグネシウムのイオンが固化したものが多い
ようです。

2013.05.13スケール2.jpg
冷却水配管中の流量計に溜まっていた固形物

 私たちの利用している水には、主にカルシウムイオンとマグネシウムイオンが含まれていて
水1000ml中に溶けているカルシウムとマグネシウムの量を表わした数値を「硬度」といいます。
WHO(世界保健機関)の基準では、硬度が120mg/l以下を「軟水」、120mg/l以上を「硬水」とい
い、簡単にいうとカルシウムとマグネシウムが比較的多く含まれる水が硬水になり、東京の水道
水の硬度は 60mg/l 前後で軟水ということになります。

これらイオンが多く含まれる冷却水は固形物が付きやすいため、軟水を流した方がよいのです。

既に流れている水が硬水に近い場合は、軟水に変化させることのできる軟水器を利用すれば
固形物が出来難いということになります。

2013.05.13スケール.jpg
スケールと呼ばれる固形物が溜まってしまった冷却水配管内

「軟水装置」は、冷却水配管内に流れている硬水を軟水に変化させることはできますが、既に固
まってしまった固形物を除去したり、溶かしたりすることはできませんので上の写真のようかなり
の量が溜まっている場合には、配管自体を除去したり、スケールが多く溜まっている部分を取り
除いたりしてから軟水装置により更に固形物が出来ないよう、溜まらないように使うものになりま
す。

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ありがとうございます

今日の埼玉県川口市のお天気は?
 2013年5月13日 月曜日
 暑さ指数 22℃(PM1:00)
 ※JR東日本は5月13日、運転士や車掌を対象に約7000台のiPad mini
 を導入するそうです。
 目的は?
 ・輸送障害発生時など乗務員が決められた列車以外の列車を担当する場合に、
  直接、乗務員の携行するタブレット端末に列車のダイヤ等運転に必要なデ
  ータを送付して対応を迅速化、輸送品質の向上を図ります。
 ・輸送障害時の列車の運転状況の収集および車内や駅でのご案内にタブレット
  端末を活用して、サービス品質の向上を目指します。
 ・乗務員に関する多くのマニュアル類を電子化して閲覧する機会を増やすことで、
  輸送障害時における対応能力向上や知識・技能の維持向上に役立てる。また、
  乗務員は2キロ以上の重量があるさまざまなマニュアルを常時携帯しているが、
  これらの重量を400グラム程度に大幅に削減、コンテンツの更新、管理作業も
  軽減します。
 だそうです。

 天気 はれ
 ボンベ庫の温度 朝17℃、昼22℃、夜22℃
 本日の電力最大消費率は?
 東電87%、北陸電85%、中部電92%、関西電78%、中国電83%、四国電80%、九州電89%
 北海道電82%、東北電85%

です。

具体的に動くから、具体的な答えが出る

 100個考えるよりも

 1つ行動するほうが前に進める

 考え過ぎれば

 自分だけの世界に迷い込み

 直感と思いやりが失われる

 それよりも

 今日接する人のために

 具体的に行動をしているほうが

 
 直感も冴えてきて

 相手や周りに喜んでもらえるような

 具体的なアイディアがひらめく

(小田真嘉氏成長のヒントブログより) 

 by との

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