高圧ガスの運送基準(バラ容器)
高圧ガスを運搬する際には、積載物が「高圧ガス」であることを理解して
安全に運ぶことが大切です。
とはいえ、思いもよらぬ自然災害や道路の異常、自分以外の交通事故による
避けられない「もらい事故」などさまざまな状況が起こりえます。
そうした際に運送員がとるべき緊急措置を予め理解し、咄嗟に実践できること
が大切です。そのような際、対処すべき高圧ガス運送基準を神奈川県による
定めを例にとりご紹介いたします。
「運送業者などは、運送業務の安全及び緊急時の適確な処置を確保するため
作業帽、作業衣並びに作業靴などを支給または貸与し、運送に従事する際
着用させることが必要である。」
その上で、高圧ガス容器の各種ガスごとに次のような緊急措置を行うよう定め
ています。
酸素ガス、窒素ガス、アルゴンガス(圧縮ガス)
・少量漏洩事故発生時
発生個所 容器弁、安全弁の場合
1、容器弁または安全弁を静かに増し締めする。
2、止まらないい場合、所属充填所へその旨明示して返却する。
・大量漏洩事故発生時
発生個所 安全弁、その他の場合
1、人家及び人通りの少ない場所に移動し、噴出の止むのを
待つ。
2、噴出ガスが酸素の場合は、付近の火気に注意する。
容器弁損傷の場合
1、酸素の場合は、噴出方向の火気に十分注意をする。
※容器暴走の危険があるので容器底部の方向から退避させる。
・周囲火災発生時
1、車両を安全な場所に移動する。
2、移動が不可能な場合は、消防署員に「高圧ガス名」を知らせて
大量の注水を依頼する。
※状況により付近の住民、通行人を退避させる。
・車両火災の場合
1、初期消火につとめる。
2、消火困難な場合は、消防署、警察署へ連絡する。
※付近の住民、通行人を近寄らせない。
溶解アセチレン
・少量漏洩事故発生時
発生個所 容器弁、安全弁、安全栓の場合
1、容器弁または安全弁を静かに増し締めする。
2、止まらないい場合、所属充填所へその旨明示して返却する。
3、付近の火気に注意する。
・大量漏洩事故発生時
発生個所 安全弁、その他の場合
1、人家及び火気のない安全な場所で通風の良い場所に停車し
消火器などを用意する。
2、着火の危険がある場合は、被害が他の容器に及ぼさないように
事故容器を他に移動する。
3、移動するとき、容器相互の衝突その他により火花を発すると着火
するため十分に注意する。
4、事故容器を横にして転がすと着火の危険性がある。
5、静電気の防止措置
静電気が帯電しているものと考え、容器がアースされていることを
確認すると共に人体の静電気もガス雰囲気外でアースしてから
処置をする。
※※付近の住民、通行人を近寄らせない。
・周囲火災発生時
1、車両を安全な場所に移動する。
2、移動が不可能な場合は、消防署員に「高圧ガス名」を知らせて
適当な遮蔽物を利用して大量の注水を依頼する。
※状況により付近の住民、通行人を退避させる。
・車両またはガス自体の火災の場合
1、車両を安全な場所に移動する。
2、初期消火につとめ、消防署、警察署へ連絡する。
3、ガス自体に着火したとき(微量漏洩着火)は、有り合わせの布きれ
や手袋でたたいて消せる。
4、容器弁より漏洩着火の場合は、増し締めで消えることもある。
5、消火器にて着火容器を消火する際は、火災と直角方向から火元を
切るように集中放射する。
6、消火が困難な場合は、大量注水をする。
7、できれば、着火容器を安全な場所に移動する。
8、注水は着火後も常温になるまで続ける。
※付近の住民、通行人を近寄らせない。
他ガス種については、後日お知らせ致します。
酸素、窒素、アルゴン、炭酸、アセチレンガスのご用命のことなら
川口液化ケミカル株式会社までご相談ください。
TEL 048-282-3665
FAX 048-281-3987
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※★を@に変えてお知らせ下さい。
ありがとうございます
今日の埼玉県さいたま市のお天気は?
2013年4月13日 土曜日
花粉指数 30個未満 やや多い
※13日早朝、兵庫県淡路市で、震度6弱の激しい揺れを観測する地震がありました。
この地震で、兵庫県の淡路島の3つの市は被害を受けた住宅の調査を行い、洲本市
で住宅など658棟が壊れるなど、淡路島では、これまでに1100棟を超える建物で
被害が出ています。
天気 はれ
気温 15℃(PM6:00)
本日の電力最大消費率は?
東電85%,北陸電74%,中部電89%,関西電77%,中国電ND,四国電ND,九州電88%
北海道電78%,東北電83%
です。
内容にこだわるほど、大事なことが見えなくなっていく
相手に何を言おうかと
ごちゃごちゃ
頭で考えたことは
ハートには届かない
伝わるのは
言葉ではなく
話す以前の
相手への思いやり、愛情深さ、信頼
チャレンジ精神、勢い、熱心さ、使命感…
それらが言葉に乗って伝わっていく
そういう思いで
相手と向き合っていたら
実感(実体験)をともなった
具体的に言うべきことが
自然と湧き出てくる
(小田真嘉氏成長のヒントブログより)
by との