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ゴミ焼却施設での水素雰囲気爆発

 福島第一原発での事故は、原子燃料の被覆管に使われているジルコニウムという金属
が高温になり水から酸素を奪って水素が発生し、建屋内に爆発限界以上に溜まった水素
ガスに着火し爆発事故になったものです。

原子炉に限らず水素が発生する設備は身近にも存在し、水素ガス雰囲気に着火したことで
爆発事故に至る事例も多々あります。

例えば・・・

1995年神奈川県内の清掃工場の焼却炉で爆発事故が発生し3名の職員が死傷しています。
事故の原因は、焼却灰のホッパーで水素ガスを主成分とする可燃性ガスが発生し、点検口
を開け空気中の酸素と混合し爆発限界内の混合気体となり、何らかの着火源により発火し
燃焼爆発に至ったものと思われます。

焼却敗の中にはアルミニウムが通常6〜8%含まれていますが、事故発生時の含有量は約12%
と高く、また、(Ca,Na)(Si,Al)4O8 などのアルミニウム化合物も含まれ、アルカリ成分の含ま
れた灰に含まれているアルカリ成分によりPH12.0になった水が共存すると30分後にはH2(80
%)+CH4(2%) の可燃性ガスが含まれた雰囲気になり、焼却灰の詰まったホッパー内に滞留し
ていたと想定されています。

あらゆる実験設備でも、可燃性ガスが滞留し爆発範囲内にまで濃度が濃くなる可能性がある
場合、可燃性ガスの検知センサーの設置と、窒素ガスでホッパー内の可燃性ガスと置換でき
るパージバルブおよび窒素ガス供給設備を備える必要があります。

福島第一原発でも水素ガス発生により水素ガス爆発範囲(下限4%〜上限75%)発火点400℃
にならないよう常時窒素を窒素ガス発生装置により供給させています。

可燃性ガスの窒素ガスによる置換設備のご相談なら
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今日の埼玉県さいたま市のお天気は?
 2013年1月14日 月曜日
 ※前線を伴う低気圧が急速に発達しながら本州の南海上を東北東へ進んだ影響で
 東日本や東北の太平洋側を中心に強風が吹き荒れ、雪が降りました。関東甲信
 や東北南部では内陸部を中心に大雪となり、航空便の欠航、新幹線の遅れ、高
 速道路の通行止めなどが続出した。この「爆弾低気圧」は14日夜に日本列島
 の東海上へ進むが、気象庁は15日朝まで雪崩や路面の凍結、電線などへの着雪
 に注意を呼び掛けています。東京都心の千代田区大手町も初雪で7cm大手町では
 7年ぶりの積雪量で最大瞬間風速は千葉県銚子市で午後5時半前に38.5mを記録し
 ています。

 天気 雪
 気温 3℃(PM7:00)
 本日の電力最大消費率は?
 東電94%,北陸電ND,中部電90%,関西電87%,中国電ND,四国電ND,九州電85%
 北海道電90%,東北電89%

です。

「悩んだらいったん手を止めて、最初に戻る」

 最初の直感(インスピレーション)を大事にする

 たいがい、その直感は正しい

 しかし

 不安になったり、考えすぎると

 迷いが生まれ、直感が分からなくなり

 悩んだあげくに、選んだモノは大抵ミスってドツボにハマる

 もし迷ったなら、最初に思ったモノを選ぶ

 そうやっていると

 不思議なことに、直感は磨かれ精度があがっていく

(小田真嘉氏成長のヒントブログより) 

 by との

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