配管工事の工程
一般高圧ガスから液化ガス、特殊ガス配管工事まで、ガスごとに注意するポイントは
異なりますが、一般的な現場での施工の流れを追ってみましょう。
先ず施工前の準備です。
・材料検査
・部品検査
・配管洗浄
・施工従事者の選任
このとき材料検査では油脂類が完全に除去され十分に乾燥されていることを確認する
ことが疎かになりがちです。また、配管材料や使用部品の中に異物が混入しないように
防止措置を講じる必要があります。また、分析用や精密度を求められる薄膜製造工程な
どでは、せっかく洗浄された配管部品などが作業現場で汚染されないよう十分な養生を
行っておくことも大切です。
次に配管加工です。
・採寸、切断、開先加工
・曲げ加工(ベンダー処理など)
採寸は現場で正確に行いその場で寸法通りに加工することが求められます。製作工場
内で前もって寸法どりし加工したものを持ち込んで、短かったり、長かったりすることが多々
あります。出来うる限り現場確認をして現場で配管加工を行うことが結果として早い工事
に繋がります。
更に施工検査です。
・外観検査
・寸法検査
外観を確認していれば何でもないことが、配管をくみ上げてしまった後ではどうにもなら
なこともあります。しっかり確認をしたいものです。
次に配管組立作業、溶接作業です。
これらの施工中は現場付近に危険物や可燃物など置かないよう注意をしましょう。
また、常に整理整頓をしながら作業を進め、配管部品の梱包資材や包装ビニールなどが
散乱しないよう、また、施工中でも切断切粉などが必要以上に現場を汚さないよう気を付
けたいところです。
そして溶接中の検査です。
・溶接仕上がり
・脚長、ビード検査
作業が進みだしても条件が微妙に変化すると、おもわぬピンホールなどガス漏れに直結
する不良が出る可能性があります。溶接面のビード確認など常に行いたいものです。
さらに溶接後にの検査です。
・溶接仕上がり
・脚長、ビード検査
ビード幅が広すぎたり、高すぎたりしたときには、面倒くさがらず、都度条件を変えましょう。
そして非破壊検査です。
・RT
・MT
・UT
・PT
など
外観だけでは判断のつかない高圧、低温、大口径、管理区域内施工、認定設備などの
ガス配管構造物は必要に応じて検査機器を利用し精密検査を必要とします。
そのあとに、耐圧検査、気密検査です。
厳密には、耐圧・気密検査により配管溶接部が膨らんだりゆがんだりする可能性もあり
ます。十分注意をして圧力の降下が無いかを確かめましょう。
最後に完成検査です。
・外観、仕上がり
・機能検査
漏れが無いことを確認し、本来のガス使用条件(圧力、流量、連続使用、系統の切り替え)
など動作がスムーズにできるかどうかをチェックしましょう。また、サポート部分に無理な力
がかかっていないか、配管が長い場合サポートの上で蛇行していたりしてだらしない工事
になっていなかも確認しましょう。
以上、一般的な施工フローをお知らせいたしました。
高圧ガス配管工事、液体窒素配管工事、KHK認定設備配管工事、特殊ガス配管工事
特殊材料ガス供給設備など、川口液化ケミカル株式会社までご連絡下さい。
TEL 048-282-3665
FAX 048-281-3987
E-mail : info★klchem.co.jp
※★を@に変えてお知らせください。
ありがとうございます
今日の埼玉県川口市のお天気は?
2012年10月15日 月曜日
※旧ソ連・バルト3国のリトアニアでビサギナス原発の建設の是非を問う国民投票が
行われ建設反対が62.70%に達し、賛成の333.96%を大きく上回りました。
国民投票に法的拘束力はないが、同時に投開票された議会選で原発計画の再
点検などを求める左派系野党が躍進し、政権交代する見通しとなり、原発建設計
画に影響が出る可能性がありそうです。
天気 はれ
ボンベ庫の温度 朝、昼23℃、夜23℃
本日の電力消費率は?
東電80%,北陸電78%,中部電84%,関西電73%,中国電77%,四国電80%,九州電82%
です。
多くの知識を語れる人よりも、人の心に火を灯せる人がいい
そのためには
「何を(what)」にこだわらず
「だれ(who)」を大切にしてみる
「自分は何がしたいのか?」
「何をすればいいのか?」
とばかり考えていると心が冷めていき、周りの人の心に興味関心を失っていく
「あの人のためにやってみよう」
「あの人が困っていることは?」
と人を大切にして、その人の幸せから発想(スタート)していれば
自然と心は温かくなり、その熱が周りに伝わっていく
(小田真嘉氏成長のヒントブログより)
by との