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1991年大阪大学モノシランガス爆発事故

特殊材料ガスの法律ができるきっかけになった事故をご紹介します。

1991年10月大阪府にある大阪大学の実験室で、プラズマCVD装置を
使って実験していた最中に、シリンダーキャビネット内のモノシラ
ンガス10Lボンベが爆発し、学生2名が死亡し5名が負傷しました。

キャビネット内にはモノシラン100%、六フッ化硫黄、亜酸化窒素
水素+モノシランガスが入っており、窒素ガス2本がキャビネットの
外にありました。キャビネット内の4種類のガスボンベからCVDまで
プロセスラインとして繋がっておりパージラインが逆止弁を介し4本
共通のパージラインとして窒素ボンベに繋がっていました。

爆発事故に至る原因として推定されているのが逆止弁の中のOリング
が亜酸化窒素により材質バイトんを劣化させ逆止の機能が働かず、
パージラインを通じて可燃製ガスのモノシランガスと支燃性ガスの
亜酸化窒素が配管を通じ混合してしまいモノシランガス容器内で爆発
したものと考えられます。

この事故により特殊高圧ガスの届出義務化が始まり、キャビネット
除害装置、警報器、緊急遮断、保安電源、気密検査などが厳格化され
ました。

事故を未然に防ぐため、モノシランと亜酸化窒素など、可燃性x支燃性
が混合する可能性のあるパージラインは別系統とし、特殊材料ガスの
講習や訓練を受けないとオペレートしてはならず、ガス漏えい時など
学生は避難すること、バルブのパッキンやOリングなどの材質はガス
の物性を考慮し選定することなど教訓とすることを挙げています。

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 2012年10月30日 火曜日 
 ※アメリカの巨大ハリケーン「サンディ」は30日ニュージャージー州南部の
 大西洋岸に上陸し最大風速は一時、毎時129キロに達し、米国を襲った過去
 最大級のハリケーンとなりました。550万人以上が停電の影響を受け100万人
 以上に避難勧告が出て公共交通機関が止まり、世界の金融の中心であるニュー
 ヨークも取引所の取引が中止されるなどマヒ状態で投票が間近に迫った大統領
 選挙活動にも影響が出ています。

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「天上天下唯我独尊 三界皆苦 我当安之」
(てんじょうてんげ ゆいがどくそん さんかいかいく がとうあんし)」

お釈迦様の最初の教え「初転法輪」です。

「私たち一人一人は完璧な存在であり、それぞれが大宇宙全体の命に繋がって
 いる素晴らしい命ですから、いかなる問題が降りかかってきても、自分で解
 決する能力が備わっていますので、自分の努力で乗り越えて解決しなさい。」  

 by との

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