バルブの動作確認
高圧ガス設備に使用するバルブが不良になったことで事故や装置の故障に繋がります。
そうした不慮の事態を避けるためには・・・
以下のような項目を定期的にチェックすることが肝要です。
・腐食が問題となるバルブは、適切な非破壊検査によって腐食状況の点検及び肉厚測定を
行い、その経年劣化の変化に注意をします。
・フランジ部や、グランド部などの外部から漏れる場合には、目視、リーク検知液、リークディ
テクターを使用して確認をします。
・異常な振動や加熱冷却の繰り返しにより応力の影響を受ける場合には、フランジ部の付け
根などを非破壊検査を適示行って欠陥の有無を確認します。
・運転時のバルブ開閉動作の確認とフランジ付け根部の非破壊検査を行って欠陥の有無を
確認します。
・バルブを過酷な絞り状態で使用するなど、摩擦や腐食の恐れがあるバルブに対してシール
面の損傷だけでなく、必要に応じて以下の項目を検査すること。
1) 弁体と弁棒の接合部
2) 内ねじ式バルブの蓋、弁体と弁棒のネジ
3) 配管に取り付けられているバルブの弁座部偏摩耗
4) バルブ内のスケールなどの堆積
5) 腐食防止剤を注入ししている場合、その注入管理と効果
・バルブの可動部分は、定期的に整備して維持管理に努めるようにします。但し、禁油品は
絶対に油など潤滑油を塗布してはいけません。
・バルブの重要度に応じて、運転操作の少ないバルブは、定期的に作動テストを実施します。
・自動バルブは、随時潤滑油量、各部の発錆状況、モーターの絶縁、雨水の侵入、リミットス
イッチの操作系統や断線の有無、ダイヤフラムへの水の侵入及び空気系統の異常など駆
動機構の点検を行う。
・バルブの開閉指示機構の動作がスムースに行われることを確認する。
・低温用バルブなど、可動部の凍結や氷結に注意をする。
・バルブのグランドパッキン部に対し次の項目に注意をします。
1) 弁棒のグランドパッキン摺動部は、錆や腐食、傷などないように保持します。
2) グランドパッキン部から漏れた時には、グランドを増し締めし、またはパッキンの取り替え
を行います。ただし、増し締めの際、パッキンを片締めしたり、締めすぎたりしないように
注意をします。過大な増し締めは弁棒の摩耗を増大させ、バルブの操作が困難になり、
パッキンの摩耗を早めることになります。
3) パッキン交換が必要な場合、加圧した状態のまま実施してはいけません。操業上止む
得ない場合には、逆座を効かせて安全対策を十分に講じることが大切です。
・バルブの点検結果や捕集の実施は記録しておきます。また、これを検討した上、点検、補修
を計画的に設備に反映させるようにします。
・保安検査時などのバルブを取り付けた高圧ガス設備が開放される場合には、当該バルブを
取り外し、分解点検や精密検査を行います。
・緊急遮断弁を修理した場合には、弁座の漏洩検査を行って漏れの無いものを使用します。
1年1回以上は緊急遮断弁の動作試験を行って、弁座の漏れ検査、動作検査を兼ね。漏れ
量が動作に支障のない範囲で開閉できるよう管理をすることが大切です。
高圧ガスバルブに関することなら川口液化ケミカル株式会社までご連絡ください。
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ありがとうございます
今日の埼玉県川口市のお天気は?
2012年9月25日 火曜日
※寒気を伴う低気圧の影響で、北海道南西部を中心に強風と大雨に見舞われ、各地で被害
が発生し長万部(おしゃまんべ)町などには竜巻の報告があるそうです。
天気 くもり
ボンベ庫の温度 昼23℃
本日の電力消費率は?
東電83%,北陸電82%,中部電90%,関西電76%,中国電76%,四国電80%,九州電86%
です。
やめることは
いつでもできる
どうせやめるなら
やれることを
とことんやって
後悔も未練も一切無くしてからでも
遅くはない
いろいろな事情はあっても
・中途半端グセ
・諦めグセ
・負けグセ
・逃げグセ
・言い訳グセ
がついてしまったら
いざというときに
大切なチャンスをいかせなくなってしまう
やり抜くコツは
「お祭り(イベント)」にすること
まず、自分で自分を盛り上げる
次に、大げさにやる
そして、周りを巻き込む
すると勢いがつき
楽しくなり
一気に駆け抜けられ
思わぬ収穫をいただける
(小田真嘉氏成長のヒントブログより)
by との