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蒸発器(ベーパーライザー)の運転手順

 液化石油ガス(プロパン、ブタン)を大量に使用する場合、強制的に液体の状態を
気体にするベーパーライザー(気化器、蒸発器)が必要になります。

電気でヒーターを加熱し温水の中の熱交換コイルに液を流すことで気化させます。

汎用蒸発器の運転マニュアルから一般的な操作手順を見てみましょう!

運転操作手順

・運転準備
1、取扱説明書をよく読んで操作を開始します
2、給水
   水位計を見ながら所定の水位(下限、上限の範囲内)まで給水します。
   給水用水は上水道を使用して下さい。また、防錆剤を入れてください。
   ※寒冷地の場合、不凍液を必ず入れてください。
    凍結は機器の故障に直結します。
3、弁の開閉の確認
   液化ガス入口バルブ、ガス出口バルブ、気化圧取出バルブ、ガスドレインバルブ
   を閉じてください。

・運転開始
1、制御盤の電源スイッチを入れてください。
   次にヒーターのスイッチを入れランプが点灯するなどしてヒーターへの通電が開始
   され水槽の水が加熱されます。
2、温水温度が約70℃以上であることを温度計で確認します。
3、タンクから蒸発器に繋がる液入口バルブをゆっくりと開けます。
4、蒸発器から装置へ繋がるガス出口バルブを静かに開けると、設備にガスが流れ
  供給が開始されます。
5、気化圧力調整バルブ及び中圧調整器の調整ネジを廻すなどして任意の圧力に設定
  します。このとき蒸発器内の圧力設定を必要以上に上げないよう注意しましょう。

・運転を停止する場合
1、短期間停止させる場合
   ガス出口バルブを閉じます。その他のバルブや電源などは運転状態のままにして
   おきます。
2、長期間停止する場合
   2‐1)液入口バルブを閉じます。
   2‐2)蒸発器内部のガスが残留しないように全て消費してしまうか、又はドレインバ
      ルブから放出します。
   2‐3)ガス出口バルブを閉じます。
   2‐4)電源を切ります。

注意事項
 停電時には事故になる恐れがありますので、必ずガス供給元バルブを閉じます。
 停電復帰後にはヒーターが自動的に入ります。
 (メーカーや機種により異なる場合があります。)
 安全のため再復帰時には温水約70℃以上あることを確認した後にガス供給元
 バルブを開くようにしてください。

 警報発生時には?
  事故の可能性がありますので警報が発した場合、問題なければブザーを停止させて
  ガス供給元バルブを閉じて警報が発せられた箇所や原因を調査します。
  問題が解決しましたら、制御盤リセット釦などを押して、再運転操作に入ってください。

 主な警報例は?

 ・ヒーター異常
 ・温水温度低下
 ・温水温度上昇
 ・温水水位低下

 などです。

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今日の埼玉県川口市のお天気は? 
 2012年4月26日 木曜日
 ※ニコニコ動画が5月1日から新サービス「Zero」を開始するのの伴い
  2006年のサービス開始からの総称「ニコニコ動画」を 「niconico」 に変更するそうです。

 天気  曇りのち雨
 ボンベ庫の温度 朝19℃、昼21℃、夜20℃

です。

「よく思われたい」

 という衝動に負けていたら

 自分の本音が分からなくなっていく

 相手に言うべきタイミングを逃す

(小田真嘉氏成長のヒントブログより)

 by との

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