液体窒素の霜付き
液化窒素の可搬型超低温容器(通称LGC or ELF)は、液体から気体へ変化させて
窒素ガスを使用するためのものです。液体酸素、液体アルゴン、液化炭酸なども
同様です。液体窒素容器の中は-196℃ と、その温度は極めて低いため液体が通過
すると大気中に曝される金属の継手部や、フレキホース、バルブなどは水分が霜
になって白く付着します。
107m3(147L) 液体窒素可搬型超低温機器
短時間でもホースの内部などに液体窒素が流れると、フレキシブルホース(外周部)
の外側が真っ白いフワフワした感じの霜が目立ちはじめ、ひどい場合にはガチガチの
氷に成長します。
霜や氷は手で払うかお湯をかけて取り除くようにし、モンキースパナなどで割って
取り除くような行為はバルブなどの損傷につながりますのでお止め下さい。
LGC( ELF ) 製液体窒素容器の霜が成長した上部作動バルブ
左:未使用で冷えていない常温のLN2バルブ
右:LN2が流れ始め白く霜付きが始まったLN2バルブ
霜や氷は液体窒素に触れているため通常の霜や氷とはことなり非常に冷たい
状態になっております。
このとき一番注意していただきたいのは、雨など濡れてバルブ操作や容器交換
で継手を脱着する際など、絶対に素手で触らないで下さい。なぜなら濡れた素
手等で触ると皮膚が金属などに張り付いてしまい、その後お湯をかけて剥がす
しか無くなります。当然凍傷などの症状が現れますのでご注意ください。
望ましくは乾いた厚手の手袋を用意し、装着した上で液体窒素容器およびバル
ブ等を操作を行って下さい。
液体窒素が必要になった場合や液体窒素を保存する容器、液体窒素専用真空二重管など
川口液化ケミカル株式会社までご相談下さい。
TEL 048-882-8343
FAX 048-281-3987
ありがとうございます
今日の埼玉県川口市のお天気は?
2011年12月22日 木曜日
※前田武志国土交通相は八ツ場ダム(群馬県長野原町)の建設継続を表明しましたが
現在までに国費を3000億円以上投入している事情もあり止めるに止められないの
ではないかと非難の嵐です。
天気 はれ
ボンベ庫の温度 昼5℃、夜5℃
です。
現状を打破するには
まず
今あるものでなんとかすること
「○○がないからできない」という人は
○○があってもできない
例えば
時間、お金、経験、人脈
知識、道具、才能、チャンス…
今、何か使えるものはないか?
今あるものを組み合わせて
ないものをカバーできないか?
意識しないと
多くをムダにしてしまう
(成長のヒント小田真嘉氏ブログより)
by との