水素ガス漏洩の注意点
水素ガスは、最も漏れやすいガスです。
そのため、第一は漏れないような対策をとって日常的に漏れ検査や状態の確認
を怠らず、使用する際には細心の注意をもって慎重に使用することが大切です。
しかし、万が一水素ガスの漏れが発生し、燃焼して火炎が形成されている場合
には、次のような特徴がありますので注意して対処することが大切です。
水素ガスで形成されている火炎に色は無く、通常のオレンジや赤い色があり
ませんので炎が有るのか無いのか解り難いです。辛うじて火炎から立ち上る
「陽炎:かげろう」がユラユラと見えますのでこれによって発見することがで
きます。また、火炎自体が他のガスと比較しても熱を感じ難く放射熱も小さい
ため直近に近づくまで熱さを感じないため注意が必要です。更には、水素の火
炎は風に流され易く、知らないうちに、解らないうちに火炎にのみ込まれる危
険性がありますのであまり近寄らないことです。
水素ガスが漏洩し火炎が発生した場合、漏れの量が少ないときには、まず消費
を中止しできるだけ供給元に近いバルブを遮断し、配管内に残った水素ガスは
不活性ガスなどにより確実にパージをします。大量に漏れ出しているときには
火炎が形成されている場合いきなり火を消してしまうと爆発性混合ガスができ
てしまうことがありますので、火炎を無暗に消火することないよう細心の注意
が必要です。消火は火炎が小さくなってからおこなうことです。
バルブの遮断やパージ、設備への放水冷却、消火などのこれらの作業には危険
が伴いますので、業員以外は安全な場所へ退避し、逆に現場に近づく人がいな
いよう付近を立ち入り禁止にする措置が必要です。
水素ガス漏洩により火災が発生してしまうと、大惨事に直結してしまいますので
日常の管理と検査体制を徹底して行い、水素ガス設備に不具合があるときには
速やかに改善を計ることが最も大切です。
水素ガス設備の漏れ検査やガス漏洩検知警報設備など
川口液化ケミカル株式会社へご相談下さい。
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FAX 048-281-3987
ありがとうございます
今日の埼玉県川口市のお天気は?
2011年10月17日 月曜日
※東京電力は発表したところによると、福島第一原子力発電所1~3号機で
再び炉心が損傷する確率は、約5000年に1回とする試算結果をまとめましたが
事故前の試算では1000万年に1回としており、2000倍高い数値となりました。
天気 はれ
ボンベ庫の温度 朝22℃、昼23℃、夜22℃
です。
北極流今日の開運メッセージブログより
「大志」をなし得るために「才覚」は不要。
できることを、着実にやっていく。
見直し改善を、怠(おこた)らない。
そして、それらをなにがあっても継続する。
泥臭く、(いっけん)格好悪い努力こそが、大切なんだ。
by との