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容器置場の近くの火気

 高圧ガスを使用している設備や高圧ガス容器置場などの近くで、やむを得ず
火気を使用する場合は何m離せば良いでしょうか?

そんなご質問を頂戴しました。

基本的に高圧ガス保安法の法律では、火気とガス設備は2m以上離すことを定め
ております。

一般高圧ガス保安規則例示基準 .53
※規則関係条項 
 第六条第二項第八号二、第八条第二項第二号、第十二条第二項第二号、第十八条第二号ロ
 
 容器置場の周囲2m以内における火気の使用などに係る容器と火気、引火性または
発火性の物の間を有効に遮る措置とは、次に掲げるいずれかの措置とする。
1、容器置場の周囲2m以内における火気または発火性若しくは引火性の物を置く場
  合には、容器置場から漏洩したガスが当該火気などに流動することを防止し、かつ
  当該発火性または引火性の物に火炎が発生した場合に容器置場を有効に保護できる
  障壁を設けることとし、その構造は次の各号の基準のいずれかによるものとする。

 1.1 鉄筋コンクリート製障壁
  鉄筋コンクリート製障壁は、直径9mm以上の鉄筋を縦、横40cm以下の間隔で
  配筋し、特に隅部の鉄筋を確実に結束した厚さ9cm以上、高さ1.8m以上の
  ものであって、十分な強度を有するものであること。

 1.2 コンクリートブロック製障壁
  コンクリートブロック製障壁は、直径9mm以上の鉄筋を、縦、横40cm以下の
  間隔に配筋し、特に隅部の鉄筋を確実に結束した厚さ12cm以上、高さ1.8m
  以上のものであって、十分な強度を有するものであること。

2、本基準 .35 に規定するシリンダーキャビネット内に充填容器などを収納した場合

火気といっても豪快に火炎が発生するようなものは論外ですが、切削工具の削った火花
や現場工事で使用する小型バーナーなどを使用するのであれば、容器置場のボンベを他
の安全で通風のよい場所に移動させ、スパッタシートなど火の粉が直接掛からないよう
な対策をした上で、障壁を設け現場施行することが望まれます。当然ですが、消火用の
消化器や多量の水バケツなど用意しておくとより良いかもしれません。

火気を使用せずに済むことであれば使用してはなりませんが、曲げられない場合上記の
ような対策をとられてはいかがかと思います。
※実際の施行に際し、弊社では一切の責任を負いかねます。
 現場を統括する保安責任者と高圧ガス申請内容を確認することをお勧め致します。

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ありがとうございます

今日の埼玉県川口市のお天気は?
 2011年10月14日 金曜日
 ※米アップルの「iPhone(アイフォーン)」の新機種「4S」が発売されました。
  東京・銀座のアップル直営店前では午前8時の発売時点で800人強が行列を作ったようです。

 天気 晴れのち曇り
 ボンベ庫の温度 朝
です。

 

 どんな人でも試練のない日は無い

 毎日、試し練られる出来事がある

 大切なのは

 逃げないこと

 先延ばししないこと

 無視しないこと

 たとえ、99%負け試合だったとしても

 最後の最後まで勝機はある

 1%の大逆転をするためには

「どうせ…」と自己完結しない

「どうしたら…?」と最善を尽くす

「どうなっても…!」と絶対に諦めない

 そんな毎日を過ごす人に

 勝利の女神は微笑む

(小田真嘉氏成長のヒントブログより)

 by との

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