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ボンベ連結部のパージ

 ボンベは中のガスが無くなると次の満タンのボンベと交換が必要です。
その場合、ボンベ継手と設備とを繋ぐ袋ナット部で脱着の作業が発生し
ます。

外すということは、外気(空気:酸素分、水分、パーティクルなど)が
接続部内面に回り込んで、付着または配管流路を汚すこととなります。
汚れるだけであればまだ良いほうで、塩素や硫化水素など非常に活性の
ある腐食性、反応性の強いガスの場合には汎用金属のSUS316L材であっ
ても数年で薄肉部などに穴が開いてしまう可能性があります。

Cl2パージ1.jpg
Cl2ボンベ直結調整器+逆止弁付属パージバルブ

その場合には、再度接続部を繋いだあとに窒素ガスなどで置換(パージ)
して不純物を排出することにより前述の問題に対し有効です。
※但し、パージしたとしても万全ではありません。

Cl2パージ2.jpg
Cl2ガス供給系統へのN2ガス導入パージライン

作業を終了した際には、配管内部に溜まった活性ガスを完全にパージして
配管内面、バルブ、調整器などを窒素ガスで満たすか真空状態に保持する
ことをお薦め致します。

それであっても数年に一度は設備全体の交換を必要とする場合が多くあり
ます。少しでも安全に長持ちさせて使用するためには窒素パージは必須の
作業および設備になります。

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 2011年9月16日 金曜日
天気 はれ
ボンベ庫の温度 昼31℃、夜30℃
です。

道とは未知なり

知っているから進んでいくというのは違う

道なき道を進むためには

未知に飛び込む勇気が必要

by との

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