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MAG溶接

 アーク溶接のうち、シールドガスに不活性ガスと炭酸ガスを混合して使うものを
マグ溶接といい、シールドガスに不活性ガスのみを使うミグ溶接(MIG溶接)とい
います。一般的に「半自動溶接」と呼ばれています。

ここでは半自動溶接(MAG溶接)の溶接方法で注意すべき点を見てみましょう。

マグ溶接では炭酸ガスやアルゴンガスを流して空気中の窒素などが溶接部に混入し
ないようシールドして溶接します。この空気混入を防ぐガスをシールドガスといい
ますが、シールドガスが強風などで吹き飛ばされると不純なガスシールドできず、
ピットやブローホールが発生します。シールドは2m/secよりも強い風で吹き飛ばさ
れますので強風に注意が必要です。トーチの進め方としては外観重視の場合前進法
が良く、超音波探傷試験など溶け込みを深く取りたい場合には後進法が適していま
す。溶接するスピード(能率)は同じ電流の場合、細いワイヤーが速く、溶着速度
は電流密度に比例しますのでバランスが大切です。トーチ先端のチップから出てい
るワイヤーの突出しが長さも注意しましょう。長すぎるとアークが不安定になりス
パッタが増えシールドの悪化で溶け込みが減少してきます。シールドガスは作業性
や溶接金属の性能・スパッタの発生量など圧倒的にCO2(80%)+Ar(20%)ガスが優れ
ています。ただし、CO2ガスのほうが割安です。CO2専用ワイヤーなどもあります
のでコストか?溶接の出来か?見極めることが肝心です。シールドガスの流量は20
~25L/minが適正流量です。母材の開先処理は40°や60°が一般的で、30°
近いとワイヤーの消耗を抑えられますが高温割れ(凝固割れ)が発生しやすくなり
ますので注意してください。ワイヤーの選択には頭を悩ませますが、多く使用され
ているソリッドワイヤーも万能ではありません。綺麗な溶接の波を出したい場合や
スパッターを抑えたいときにはフラックス入りワイヤーをお勧めいたします。溶接
を行うときにその姿勢が高い場合下向き溶接が適し、立向き・横向き・上向きなど
は電流を低くできます。溶接スタート時には溶接金属が盛り上がる傾向にあり、終
端部は凹んでシールドが悪くなり欠陥が発生することもあります。ワイヤーの送給
装置は、アークが不安定になったり、アークが不安定になるとスパッタが増加する
こともあるようです。ワイヤー送給装置はローラー摩耗やワイヤーサイズの不一致
など必要にあることも注意が必要です。

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 2011年9月1日 木曜日
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人間には2通りの生き方しかない。

ひとつは、奇跡など何も起こらないと思って生きること。

もうひとつは、あらゆるものが奇跡だと思って生きること。

アルベルト・アインシュタイン(物理学者)

  by との

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