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可燃毒+腐食系 アンモニアガス

 可燃性ガスであり、毒性ガスであり、腐食系ガスであるアンモニアガスの注意事項を
見ていきましょう。

先ず、人体への影響ですが、濃度との関係は以下のとおりです。

濃度 ppm     症状
1~5ppm     臭いを感知
25ppm      長時間耐えうる限界
400~700ppm    目、喉、鼻が刺激される
2000~3000ppm  発作的な咳、激しいい目の痛み
5000~10000ppm  呼吸の痙攣、呼吸麻痺を引き起こし死に至る

皮膚粘膜に対する刺激が強く、鼻、喉の粘膜が侵され、炎症を起こします。
目に入った場合には、失明することがあります。液化アンモニアに触れると
凍傷を起こします。

 アンモニアガスが流れるバルブや配管に使用する材質は、普通鋼またはステンレス鋼を
使用し、銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金を使用してはいけません。圧力計
にはブルドン管の接ガス部を銅合金製のものは絶対使用してはいけません。
 アンモニアガスは当たり前ですが液化ガスですので取り出す配管に、液封にならな
いよう注意が必要です。また、装置などの内部を不活性ガスで置換するときに
は窒素ガスを使用しましょう。炭酸ガスは、炭酸アンモニウムの結晶を生成してしまい
詰まってしまいますので使用不可です。
 一般的になボンベのネックバルブは、右ネジになっています。アンモニアガスを除害する
場合には、水に溶解させることが最も簡単な方法です。

さて緊急事態になったときの対処について見ていきましょう。

 万が一、ガス漏れが生じた際には防毒マスク・空気呼吸器、保護衣、保護具などを
着用して、必ず2名以上で行動します。容器バルブより下流側(二次側)の設備や
配管に漏れがある場合、容器バルブを閉じて漏れ箇所を修理します。ガス漏れの
規模やその場の状況に応じて、消防・警察・防災事業所など関係機関に連絡し、
指示や応援を求めましょう。安全弁の作動等により急激にアンモニアガスが流れる場合
には近傍の着火源を除去し、窓、、トビラを開放し漏れたアンモニアが対流しないよう
にしましょう。容器の近くで火災が発生し、容器が過熱される恐れがある場合に
は容器を安全な場所に移動してください。容器を動かすことが出来ない場合は、
付近の人を退避させるとともに、容器に散水して冷却します。ガス漏れを止める
ことが難しい場合に備えて除害装置を設置します。容器からガスが漏洩した際に
は次の処置を施します。

1、容器バルブ取付部からの漏洩した場合は、バルブ取付不良が考えられますので
  防災キャップを取付けます。

2、グランドナットからの漏洩の場合には、パッキンの不良やグランドナットの緩みや腐
  食が考えられますんどえ、スピンドルを閉にしてグランドナットを増し締めし、防災
  キャップを取付けます。

3、バルブの充填口からの漏洩がある場合には、スピンドルの不良・閉止の不完全・
  蓋ナットの取付不良が考えられます。この場合、蓋ナットを取り付け、スピンドルを
  増し締めし、防災キャップを取付けます。

4、容器本体の孔あきによる漏洩の場合には、容器の老朽化や腐食が考えられら
  れます。ゴムシートを当てて針金で強く縛ります。容器収納車に収納します。

5、バルブ可溶栓の溶解による漏洩の場合には、温度の上昇・取扱いの不注意が
  考えられます。防災キャップを取付けます。

6、バルブの損傷による漏洩の場合には、転倒防止策の不備や取扱いの不注意が
  考えられます。容器を立てて液漏れを防止し、損傷部の孔に木栓などを打ち
  込み、その後防災キャップを取付けます。

以上です。

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 2011年5月19日 木曜日
 天気 はれ
 ボンベ庫の温度 朝22℃、昼27℃、夜26℃

です。

「インプット即アウトプット」

インプットしたら、すぐにアウトプットしよう!

インプットだけ

していても、勉強は身につかない。

勉強だけに関わらず

仕事、料理、商売etc…

いいことを聞いた

コツを教わった

そこから勝負です。

教わったことを

すぐにアウトプットすることで

自分自身の理解も深まります。

アウトプットとは

自分の言葉で表現してみる

実際に行動してみる

ことです。

インプットしたことを

すぐにアウトプットしていないと

せっかく感覚が高まっても

自分の古い感覚に戻ってしまいます。

できる限り

インプットからアウトプットまでの時間差をなくそう。

(大学受験塾ミスターステップアップ 専任講師 村田明彦氏ブログより)

 by との

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