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平成23年度埼玉県液化石油ガス販売事業者等保安対策重点方針

「一酸化炭素(CO)中毒事故防止」について

平成23年4月20日 埼玉県危機管理防災部化学保安課

 平成22年の全国における一酸化炭素(CO)中毒事故は、8件発生して
おり、平成21年の14件から減少しましたが、平成19年の11件、平成20
年の6件と同程度の数の事故が発生しています。負傷者数は16名と平成
21年の85名から減少したが、死者3人は平成21年と同数でした。

 一方県内においては、平成22年度特別養護老人ホームの厨房において
食器洗浄機の排気塔の不具合により一酸化炭素(CO)中毒事故が発生し
3名が負傷しました。また、過去5年間(平成18年度~平成22年度)では
3件発生し、負傷者数は計11名となっております。

 事故原因の多くは、換気設備を稼動させていないなどの換気不良によ
るものです。

 一酸化炭素(CO)中毒事故は、一度に発生すると多くの死傷者が発生
する大事故に繋がる恐れがありますので、次の点に努めること。

・飲食店等の業務用厨房や、旅館、ホテル、学校など多数の人が出入り
 する施設の所有者、従業員に対する注意喚起を徹底すること。

・不完全燃焼防止装置付き燃焼器または屋外式燃焼器への交換、CO警報
 器の設置促進に努めること。

・開放式湯沸器の使用者への注意喚起を行うこと。

・消費者へのきめ細かな周知の実施に取り組み、一般消費者等の保安意識
 の向上に努めること。

以上。

CO中毒に注意をしましょう!

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今日の埼玉県川口市のお天気は?
 2011年5月25日 水曜日 
 天気 はれ
 ボンベ庫の温度 朝21℃、ひる20℃、夜24℃

です。

 福島第1原発事故で、1~3号機の炉心で水位が低下して燃料が露出
した後、短時間で大量の水素が発生していたことが分かりました。

 原子力発電用の燃料が水面から露出すると、1時間以内に300~400kg
の水素が一気に発生し、これが原子炉建屋内に漏れ出して1、3号機が
水素爆発して事故の拡大を招いたとみられております。

 東京電力によるデータ解析の結果によれば、1号機で約750kg、2号機
は少なくとも350kg、最大で800kg、3号機は同じく600~700kgの水素が
発生していました。燃料がすべて水に漬かっている間は発生していません
でしたが、燃料が露出すると急増し、その後1日程度、増え続けていまし
た。1号機では3月12日午前6時ごろには約750kgに達し、午後3時半ごろ
に建屋が水素爆発。3号機では水位によって二つの解析パターンがあるが、
14日午前までに最大で700kgが発生し、午前11時ごろに建屋が爆発しまし
た。 原子炉への注水が最も長く続けられた2号機ではその分、水素の発
生開始も遅れた。2号機ではその間に、原子炉建屋の上部にある水素を逃
がすための換気口を開けており、それによって爆発を免れた可能性があり
ます。

 原子燃料の被覆管に使われているジルコニウムという金属が高温になる
と水から酸素を奪って、水素が発生します。原子力安全委員会の資料によ
れば「冷却水喪失事故では、水素は分単位で発生する」として対策が求め
られていました。

水素爆発事故は、あっという間に事故を起こしうる状態に変化していました。

予め分かっていたとしても、爆発を未然に防ぐことはできなかったかもし
れません。だからこそ、日頃からの事故に対する啓発、防災訓練などへの
積極的な参加が求められます。

 by との

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