アセチレンガス取扱い緊急時の措置
万が一、アセチレンガスが漏洩したときには？
漏洩したアセチレンガスは、空気と混合するので非常に着火し易い状態となる。
漏洩に気付いたときは直ちに火気を止めて、消火器、水バケツを準備し、漏洩箇
所を確認します。
使用する工具は、不発火性のものを準備することが望ましく、処置の作業は複
数で行い、作業に携わる者以外は、安全な場所に退避させます。尚、処置作業者
に危険を感じた場合は直ちに退避させます。
ガス漏洩箇所の処置方法は？
アセチレンガス容器弁と調整器との間にガス漏れがある場合には、静かに増し締
めを行うか、容器のバルブを閉じて、パッキンを取り替えます。この部位からのガ
ス漏洩により事故が多発していますので十分に注意しましょう。
容器のグランドナット部から漏洩がある場合には、容器バルブを閉じて、静かに
グランドナットを増し締めします。それでも漏洩がとまらない時には、容器バルブ
を閉じてそのままガス販売店に付箋など説明書きを添えて返却します。
容器の安全栓（安全弁）、ネック部などからガスが漏洩しているときには、火気
を避けて容器を風通しの良い場所へ移し、直ちにガス販売店へ連絡してその措置を
依頼します。この場合には、万一に備えて消火器を用意しておきます。
ガス漏れ部に着火してしまったときには？
調整器の取付け部やゴムホースの取付け部に着火した場合には、消火するとともに
出来るだけ早く容器バルブを閉めます。
容器の安全栓（安全弁）から火炎が噴出しているときには、可能な限り隣接する
容器を速やかに隔離し、大量の注水により容器本体を冷却し続け、火勢の衰えを待ち
ます。尚、この場合には火炎を容易に消火すると、漏洩ガスに再着火したり、噴出ガ
スの拡散によるガス爆発の恐れがありますので特に注意が必要です。
アセチレンガスによる火災になってしまった場合には？
消費施設或いは付近に火災が発生したときには、その災害の拡大防止を図るための
措置を行います。
先ず、充填容器を直ちに安全な場所に移動します。移動場不可能な場合には、容器
またはその周囲に注水し容器内のガスの温度上昇防止を図ります。
容器の安全栓（安全弁）から火炎が噴出している場合には、可能な限り隣接容器を
速やかに隔離し、大量の注水により容器本体を冷却し続け、火勢の衰えるのを待ちます。
尚、火炎を容易に消火すると、漏洩ガスに再着火したり、噴出ガスの拡散によるガス爆
発の恐れがありますので注意して措置を行います。付近の人や措置作業に関係のない人
は、速やかに退避させます。尚、処置作業者も危険を感じた場合は退避させます。
大地震の時には？
大規模地震対策特別措置法に基づく警戒宣言が発令されたときには、地震による災害を
未然に防止するための必要な措置として次の行動を起こしましょう。
火気は直ちに消火し、溶断などの作業は停止し、容器バルブを閉止します。高所作業中
の場合には、使用した資材などの落下防止、片付けなどを行う止むを得ない作業は速やか
に済ませてしまい、それ以外の作業は直ちに停止します。施設並びに避難経路などに重量
物の落下、転倒の無いように巡回点検し適切な措置を講じます。
地震が発生したときには、その災害の拡大防止を図るための必要な措置として、速やかに
作業を中断し、容器バルブを閉止し、安全を確保しながら防災工具を携帯し待機します。
地震がおさまった後に、消費設備を点検し、異常が無いことを確認してから作業に取り掛
かりましょう。
緊急時の措置体制の備えとは？
非常時には、最高保安責任者をはじめとし、取扱保安責任者、ガス溶接作業責任者などの
役割分担を予め決めておき、迅速に適切な行動が出来るようにしておきます。また、一連の
措置で重要なことに外部機関への通報があります。この連絡通報などを行う場合には、通報
システムを作成し、電話番号を記入し見易い場所に掲示しておくことが必要です。
アセチレンガスのことなら
川口液化ケミカル株式会社までご相談下さい。
TEL 048-282-3665
FAX 048-281-3987
ありがとうございます
今日の埼玉県川口市のお天気は？
2011年4月8日 金曜日
天気 はれ
ボンベ庫の温度 朝19℃、昼19℃
です。
＜北極流 今日の開運ﾒｯｾｰｼﾞ ﾌﾞﾛｸﾞより ＞
「若いうちに遊んでおいた方がいいよ」
「もっと遊んでおかないと」
‥
という人は、
まだまだ、遊び足りていない証拠。
「社会に出たら遊べない」
なんて、とんでもない。
仕事で遊びなさい。
* * *
仕事で遊ぶ、とは？
仕事を、愛すること。
仕事を、深めること。
仕事で、悟ること。
仕事で、奉仕すること。
仕事で、喜んでもらうこと。
仕事に、流されないこと。
仕事に、歓(よろこ)びを見いだすこと。
業遊一致の境地。
人生を通じた遊びに、終わりはない。
by との