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アセチレンガスの取扱いの注意

 アセチレンガスは可燃性ガスで、高圧下では不安定で点火により爆発的に
水素と炭素に分解し、空気中では 1.5~80.5 vol % の範囲で燃焼する反応性
に富んだガスです。

取扱いには以下の項目を必要しましょう。

・使用に当たっては通風の良い場所で行い、ガスを漏らさないように心掛けます。
 漏れ検査には石鹸水を使用し、火気は絶対に使用してはいけません。
・使用に当たっては、その上限圧力は 0.1274 MPa (旧単位 1.3kg/cm2) とします。
・アセチレンガスに触れる部分は、銅または銅の含有量が 62% 以上の銅合金は
 使用してはいけません。
・修理するときには、不活性ガスまたは空気とよく置換をし、アセチレンガスの
 無いことを確認して行うこと。
・機器、配管には、アースを取るなど静電気除去する措置を講ずること。
・アセチレンの消費設備には、安全器(乾式逆火防止器)を設けること。
・消費設備から 5m 以内では、他の火気を使用しないこと。また、引火性・発火性
 のものを置いてはいけません。
・アセチレン及び酸素を使用して作業する場合には、労働安全衛生法に基づき
 「ガス溶接技能講習修了者」が作業を行うこと。
・高圧アセチレンで空気が圧縮させるような作業は行わないこと。
・容器は粗暴な扱いなどせず、直立させて使用すること。
・容器に火気や直接日光が当たらないように注意し、加熱する時には温度 40℃以下
 の湯温を使用すること。
・ハンドルの開閉は静かに行い、ハンドルは作業中容器バルブに付けたままにしておき
 1回転以上開けないこと。
・作業中に容器から出てきたアセトンまたはDMF(ジメチルホルムアルデヒド)が皮膚に付着
 したら速やかに水洗いをします。
・アセチレンの消費速度は、容器1本あたり 1時間に 1kg 以下に保つようにします。
 それ以上消費する場合には容器を集合して使用するようにします。
・作業中及び休憩中には、容器バルブを締め、調整器のハンドルを左に回して閉止
 すること。
・容器の再塗装、容器バルブ及び溶栓(安全弁)の取り外しや交換は、容器検査所
 またはガス充填所で行います。
・容器の刻印や表示などを改変したり、消したり、不必要に剥がしたりしないこと。
・容器をローラーや金敷台、または電気回路の一部など容器本来の目的以外に
 使用しないこと。
・容器は、僅かな残圧を残して使用を終了していただき、バルブを閉め、速やかに
 ガス販売店に返却すること。
・アセチレン中の酸素の容量が 2% 以上のガスまたは酸素中のアセチレン容量が
 2% 以上のガスは圧縮しないこと。
・アセチレンを容器に充填するには、充填許可を受けた者以外は行うことはできません。
 また、容器所有者の許諾為しに行ってはいけません。

以上ご注意下さい。

アセチレンガス、アセチレン用調整器、アセチレンガス供給設備、アセチレン配管工事など
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 2011年4月3日 日曜日
 天気 はれ
 気温 7℃

です。

「古に仿えば今に通ぜず
 雅を択べば俗に諧わず」

(聖武記附録 清の魏源 著)

 訳文 
「古学ばかりの世界に密着しすぎると
 現今ただいまの課題がわからなくなる。
 また、格調の正しい学問ばかりやっていると
 実際の世界のうごきにうとくなる。」

 by との

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