川口液化ケミカル株式会社へのお問い合わせはこちらまで。9:00〜17:00(土日祝日を除く)

WEBでお問い合わせ 048-282-3665

ホーム  /  ブログ  /  LHe  /  超伝導になる物質

超伝導になる物質

 地球上でもっとも低温である液体ヘリウムを作り出したオランダの
オンネスは、1911年、この液体ヘリウムを使って水銀の電気抵抗が温
度によってどのように変化するかを調べていたところ、-269℃で抵抗
がゼロになることを発見しました。これが初めて見つけられた超伝導体
です。
 物質の電気的な性質を見ると、電気を通しやすいものと、通し難い
ものがあり、通しやすいものを「導体」、通し難いものを絶縁体といい
その中間にあるものが半導体で、物質の電気抵抗による違いによります。
導体の代表は金属です。金属といえども小さいながら電気抵抗を持ちま
すが、超伝導体というのはこの電気抵抗がまったくないものをいいます。

 その後いろいろな超伝導体を見つけられましたが、-250℃程度の低い
温度でしか抵抗がゼロになりませんでした。1986年になってIBMユーリッヒ
研究所(スイス)のベドノルツとミューラーが、ペロブスカイト系というセラミックスの仲間が
-190℃程度の温度で超伝導体になることを発見しました。この発見後、
室温で抵抗ゼロとなるような超伝導体を目標として研究開発が進められ
ているのです。

 超伝導体を利用して強力な磁石をつくることができ、ニオブ-スズ合金を
液体ヘリウムと同じ温度に冷却すると、超伝導体になります。強力な電
磁石を使ったリニアモーターカーは具体的に路線が計画されるほどにま
でなりました。この強力な電磁石が核融合炉の開発に必要な非常に強力
な磁石による磁場閉じ込めに役立っています。更には、電気を流したと
き、電気が失われないという性質を利用すると、電気を貯めておくこと
も可能なのです。

超伝導状態に必要な、液体ヘリウム、液体窒素のご用意から
液体ヘリウム用トランスファーチューブ、液体窒素自動供給装置、残量監視システムなど
川口液化ケミカル株式会社までご相談下さい。
TEL 048-282-3665

ありがとうございます

今日の埼玉川口市のお天気は?
 2011年3月4日 金曜日
 天気 はれ
 ボンベ庫の温度 朝4℃、昼7℃、夜1℃

です。

 人生は呼吸と一緒

 吸っては吐き、吐いては吸っての繰り返し

 片づけては散らかして、散らかし&は片づける

 エネルギーを使っては貯めて、貯めては使う

 やっては学び、学んではやる

 つくっては壊し、壊してはつくる

 与えてはもらい、もらっては与える

 愛されては愛し、愛しては愛される

 大切なことは

 ゆっくりと、深く、丁寧に、長く、力を抜いて繰り返すこと
<小田真嘉氏 成長のヒントブログより>

 by との

川口液化ケミカル株式会社へご相談・ご質問ございましたら、ご連絡をお願い致します。9:00〜17:00(土日祝日を除く)

WEBでお問い合わせ  048-282-3665