保冷・保温
高温の蒸気などで温度を保持したい高温配管や、冷媒、クーリング液
液体窒素などの低温配管などでも、外界温度との差のある内部の流体
をできるだけ温度変化の無いように送るためには、管外外気との熱交
換を避けるように、管外に必要量の保温や保冷を施し、放熱、吸熱を
防止する断熱処理が必要です。
液体窒素配管の保冷断熱材施工の様子
管内の体温度が外気温と大幅に違うときには、管の温度、フランジの
温度、締付ボルトの温度には比較的大きな温度差が生じ、ボルトの温度
が外気温度に一番近くなります。これを出来るだけ同一の温度になるよ
うに、フランジ全体と同様に十分な温度、保冷をする必要があります。
フランジの保温、保冷は増し締めや分解に不便なことと、管部より厄介
なので、この部分の保温、保冷を省略するとトラブルの元です。
屋外配管などでは雨水の吸収や、低温配管の大気中の湿気、凝縮など、
断熱外面についた水分を断熱材が吸収すると断熱効率は著しく低下し
ますので吸湿させないための外装施工が必要です。
逆に屋内の低温配管では、屋内温度が高いので、湿気の多い時期には、
湿気が管外表面に結露して、床、機械などを漏らすことがしばしば見ら
れます。熱損失上は、仮に保冷の必要が無かったとしても、保冷するこ
とで結露防止を必要とすることがある場合もあります。
液体窒素配管の断熱処理や気液分離機構の追加・増設など、液体窒素に
おける設計、施工、改修、新設まで
川口液化ケミカル株式会社へご連絡下さい。
TEL 048-282-3665
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今日の埼玉県川口市のお天気は?
2011年3月3日 木曜日
天気 はれ
ボンベ庫の温度 朝5℃、昼7℃、夜6℃
です。
[北極流流今日の開運メッセージブログより]
「改(かい)」
場所も、仕事も、ココロの中も、常に、改善・改良・改革していくこと。
それをせぬまま長期間放置すると、急速に劣化する。
結果、「大掃除」しなければならないハメになる。
人生における「大掃除」とは…
試練・失敗・ピンチ・挫折。
by との