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安全弁、破裂版、逃がし弁、自動圧力制御装置、溶栓

 高圧ガスを安全に使用するためには、さまざまな安全装置が必要です。
例えば、火災になったり、夏場に灼熱の太陽光に曝されたり、作業員が
間違った操作をすることにより高圧ガス製造設備や消費設備、貯蔵設備
の内部圧力が許容圧力を超えてしまうことが考えられます。そうした場
合には、圧力を許容圧力以内に下げて、設備の破損や破壊を防止する安
全装置が必要です。法令でも設置が定められている安全装置には、ばね
式安全弁、破裂板、逃し弁(アンローダーを含む)、自動圧力制御装置
容器に使用される溶栓などがあります。

 ばね式安全弁は、弁体にかかる内部圧力により浮き上がろうとする弁体
を円筒コイルばねの力でシートを押し付けています。内部の圧力が異常に
上昇して設定圧力になったときには、弁体に作用する流体の力がばねの力
に勝って弁体を押し上げ、内部のガスを排出することによって圧力を下げ
所定の圧力まで下がってくれば弁体が降りて閉じ、吹き止まります。この
安全弁は、リフトと弁座口の関係によって、低揚程式、高揚程式、全揚程
式や、弁座口の径がのど部の 1.15倍以上の全量式などのタイプがあります。
流体の排出状態によっては、噴出流体がすべて放出管から排出される密閉
型と、大部分は放出管から排出されますが一部が弁棒とガイドの隙間を通り
直接大気開放される開放型のものがあり、可燃性ガスや毒性ガスには密閉式
が使用されています。

 破裂板は、ラプチャディスク、薄型安全弁などとも呼
ばれ、予め強度の弱い金属製の薄板を設けておき、これが破裂することで
設備内部のガスを放出するもので、破裂板には引張型破裂版と反転型破裂
板があります。破裂板は構造が簡単なため、弁の開き始めから全開になる
まで瞬間で動作するので、ばね式安全弁による異常圧力の昇圧速度が極め
て速い場合には効果的です。機械的な駆動部が無いので、取扱いや点検が
簡単で弁座漏れもありませし、高粘性や固着性の流体などに適しています。
破裂板にはプラスチックや金属ライニングなどの防食加工が容易なので、
腐食性の流体にも適します。ただし、一度作動すると設備の内部のガスが
無くなるまで吹き止まることが無いので、新しい破裂板と交換するしか復帰
することができません。また、周囲温度が高くなると破裂板材料の引張応力
が小さくなり、最高破裂圧力が低下し、クリープ現象が早く進みます。破裂
圧力と常用圧力の差が小さいと、やはりクリープの進行が早く、ドームの成
長に伴い板厚は薄く、破裂圧力が低下するので注意が必要です。

 逃がし弁は、ポンプや配管の圧力上昇を防止する場合に
設置します。液体の圧力上昇分を配管により貯槽やポンプの吸引側の他の部分
に回収するために使用されたりします。吐出配管の長さや液体の粘性に応じ
逃がし弁本体にかかる圧力が変わりますので、逃がし弁容量、流出量算出時に
注意が必要です。ポンプ側にアンローダを設ければ圧力の異常上昇を防止する
ことができます。

 自動圧力制御装置は、当該高圧ガス設備への流入するガス量を自動的に制御
するなどして、圧力の異常上昇を防止するものです。圧縮機の吸い込み量の全
量を戻すことが出来る容量が必要です。また、圧縮機などの吐出ガスを吸入側
に戻すことで吸入管の圧力が異常上昇することもありますので、吸入管側のガ
ス量を減少させるか、吸入管に安全弁を設けるなど吸入管の異常圧力上昇を防止
することが必要です。

 溶栓は、ヒューズメタルや可溶合金安全弁と呼ばれ、ビス
マス、カドミウム、鉛、スズなどを主成分とし、主に容器バルブに取り付けら
れています。容器が火災にあったり、その他の熱を受けた場合に温度上昇と同
時に圧力も上昇します。規定以上の温度の上昇があった場合可溶栓合金が溶融
して、内部のガスを大気中に排出して容器の破裂を防ぐものです。

高圧ガス設備の安全弁、リリーフ弁などを含む高圧ガス配管工事のことなら
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ありがとうございます

今日のさいたま市の天気は?
 2011年2月20日 日曜日
 天気 くもり
 気温 9℃(PM7:00)

です。

お食事ゆにわ 柴山料理長ブログより)

「どうすれば、もっとおいしくなるか? 」

 食材、調味料の組み合わせ。化学的融合。

 舌で覚える、変化をみる、加えて理論もつきつめて、結論を導きだす。

 それらすべてに、学問的探究心が要される。

「どうすれば、より美しく料理が映えるか? 」

 盛り付け、皿、彩り、見た目の綺麗さ。

 美しさは、料理をさらにおいしくさせる、魔法。

 まさに、芸術的感性が養われる。

「 どのような思いで、料理をしているか? 」

 技術が最高でも、向き合う心が最低なら、その気持ちはすべて料理にうつる。

 イライラした気持ちで料理をすれば、その波動がうつり、

 イライラを相手に食べさせることになる。

 食べてくれる人、いのちを頂戴した食材、

 そのひとつひとつに、感謝をもって、

 力ずくではなく、どこまでも食材を信じ、

 食べてくれる人の幸せを願い、

 自らの愛も気持ちも、すべて捧げる気持ちで料理する。

人が人として本来あるべき姿が、そこにはあり、

御心(みこころ)に一番近い、純粋な姿でもある。

料理道のみならず、すべての分野、それぞれのおかれている状況下で、

それらは練磨することができる。

しかし、何か一つが突出していても、何かがごっそり抜けていても、いけない。

バランスよく、それぞれを磨いていくことが肝要。

偏りが生じれば、その分、修行の臭み(テーマ・試練)が出ているといえよう。

磨き、磨き、磨き…。

その積み重ねが、道(みち) と呼ばれるものになる。

だから…。

いただいた環境に、料理を食べに来てくれる人がいることに、

最高の食材を届けてくれれてる皆さんに、共に道を歩む仲間に、

改めて感謝し、精進していこうと思った日でした。

 by との

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