高圧ガスボンベ+連結管+ネックバルブ
分析装置の ICP-MS などでは、アルゴンガスの消費量が多いためボンベ1本だけ
ではあっという間にガス切れしてしまいます。
そのため、複数本のボンベを用意して充填瓶と空瓶を配管にある切り替えバル
ブを開け閉めすることで交互に使用する方法が取られています。
ICP-MS 用アルゴンガスボンベ集合装置 (3本x3本切替式6本立て)
特にICP-MS は消費量が多いので、7m3(47L) ボンベではなく液化アルゴン LGC容器
を利用して1L当たりの単価が安い供給方法を選択することもお勧めです。
※設置場所によっては、適度で無い場合もございます。
都度、お問い合わせください。
集合装置のネックバルブ+連結管+高圧ガスボンベの組合わせ
高圧ガスボンベを利用されたことが経験が無いお客さまのためにご説明いたします。
上の写真のボンベ上部にあるガスの出口(φ22,14山,右オスねじ:Ar)と配管設備を接
続するのが、ステンレスの細い管(1/8″インチ)が2重、三重で巻いてある連結管です。
ボンベを交換する際に、付け外ししても配管と接続し易いように、場所が多少変わっ
てもスパイラル管の伸縮で吸収できるので脱着が問題なく出来ます。写真はステンレス製
ですが、銅パイプ製の安価なものもございます。
この連結管は、ボンベの圧力がそのまま伝わる部分なので十分な強度を持つ溶接施工
が為されていないと、漏れたり一気に破断したりすると思わぬ事故に成りかねません。
高圧ガス設備を良く知らない金属加工工場などで、安価だからといって安易に製作し
た製品はお勧めできません。14.7MPa のボンベ内圧に耐えられる耐圧・気密テストに合格
できる、または同等仕様の連結管を使用しましょう。
集合装置ネックバルブ
上記のボンベ+連結管を配管設備を接続して、ガスの流れを開閉するためのバルブが
このネックバルブです。銀色のハンドルを回転することで開閉できます。
パージバルブ付きネックバルブ
見難いかも知れませんがバルブの背面側にある小さなバルブを回転させることで、連結
管の中に溜まった不要な空気・酸素・水分・ごみ等を排出(パージ)することができ
ます。ガス導入する分析装置や実験装置の性能によっては純度を劣化させないガス機
器や材質、内面処理部品を選択することが大切です。
ICP-MS 装置のアルゴンガス供給設備、ICP-MS 装置に使用するアルゴンガス・液化アルゴンガス
高純度アルゴンガスのご注文、ICP-MS 装置に付随するアルゴンガス配管工のことなら
川口液化ケミカル株式会社までご相談ください。
TEL 048-282-3665
ありがとうございます
今日のさいたま市のお天気は?
2011年2月11日 金曜日
天気 雪
気温 2℃(19:00)
です。
解決すべき人間関係の宿題は
そのままにしておくと
どんどん大きくなっていく
基本は、現行犯逮捕
その場、その瞬間なら
小さいうちに解決できる
(小田真嘉氏 成長のヒントブログより)