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アンモニアの合成

 アンモニアNH3からは硝酸アンモニウムなど NH4NO3 などの窒素肥料を作れます。
爆薬の成分である硝酸カリウム KNO3 を作るときにも使われます。
 かつては19世紀まで NH3の原料は南米ペルーのグアノやチリにあるチリ
硝石(硝酸ナトリウム)でした。ヨーロッパではこれらを輸入して NH3 を作っ
ていたのです。人口の増加に伴い食料の増産が求められられるとともに、
工事現場では火薬の使用量も増えたためNH3の需要が高まりました。そこで
注目されたのが空気中の窒素 N2 なのです。もしも N2 と H2 を反応させて
NH3 を作る技術が開発されれば資源は無尽蔵ですし、不安定な輸入に頼る
ことも無く済む訳です。

 できるだけたくさんの NH3 を作るためル・シャトリエは化学平衡を研究
し、平衡は加えられた影響を和らげる方向に移動するル・シャトリエの法則
を発見しました。例えば N2 + H2 ⇔ 2NH3 が平衡状態のとき、N2やH2を追
加したとすると、N2 や H2 が増えたことでそれを和らげる方向の N2 や H2
を少なくする方向で NH3 が増える方向に作用します。また、NH3を取り除く
ことによっても、N2とH2の原料を減らす方向で反応を進めることができます。
NH3を取り除くと、NH3を増やす方向に反応が進むわけです。

 空気からNH3を作る反応の工業化に成功したのは。ドイツのハーバーとボッ
シュです。NH3合成には低温高圧が有利ですが、あまり温度を低くしすぎる
と反応が遅くなり経済的ではないため、500~600℃の高温で圧力を200気圧
まで上昇させ、鉄アルミニウム触媒を用いてNH3を合成しました。
※ル・シャトリエはN2とH2を混合状態で100気圧まで加圧して電気火花を飛ばす実験
 を行い大爆発事故を起こしています。これは混合気体に酸素が混ざってい
たからだと言われております。

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ありがとうございます

今日の埼玉川口のお天気は?
 2011年1月18日 火曜日
 天気 はれ
 ボンベ庫の温度 朝0℃、昼4℃、夜5℃

です。

思い悩む高杉晋作は、ある日、吉田松陰に問うています。

「僕はどう生きればいいのでしょか?
 死にはどんな意味があるのでしょ?」

いかに武士は死ぬべきか、高杉晋作は吉田松陰に尋ねました。
松蔭は答えます。

「それをどのように答えたら良いのか?
 私には解らない。」

松蔭にも解らなかったのです。

その答えを、松蔭も探し求め続けました。
でも、ついに、解るときがきたのです。
牢のなかで死を目前に控えた松蔭は
「死の一字について発見するところがあった」
と高杉晋作に一通の手紙を渡します。

その一通の手紙が、晋作を歴史の舞台に上げることになります。

「死は好むべきにも非ず、亦悪夢べきにも非ず。
 道盡き心安んずる、便ち是死所。
 世に身生きて必死する者あり。
 身亡びて魂存する者あり。
 必死すれば生くるも盃なし、魂存すれば亡ぶるも損なきなり。

 (中略)

 死して不朽の見込みあらばいつでも死ぬべし。
 生きて大業の見込みあらばいつでも生くべし。」
(吉田松陰 安政六年七月中旬「高杉晋作あて書翰より)

これが吉田松陰、死の3ヶ月前に至った境地です。
松蔭のこの手紙が、晋作の革命児へのスイッチを入れた。

「志がなければ生きていても、死んでいるのと同じだろ?」
生きるも死ぬも、そんなことはどちらでもいい。
大切なのはその志をやり遂げることだと。
(ひすいこたろう著 名言セラピー幕末スペシャルより)

 by との

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