液体窒素汲出しシステム
液体窒素 -196℃ は極低温のため、簡単に移し替えることは出来ません。
低温でも結露や霜付き、割れなどの影響が無いシステムを利用すること
が必要になります。それがご紹介する液体窒素の汲出しシステムです。
LN2 50L容器+汲出しサイフォン+汲出しポンプ一式
原理は石油ストーブの灯油を移送する汲出しポンプと同じです。
ダイヤフラムポンプで液体窒素を吸い出して、逆止弁の付いた
ノズルを通じて汲出しサイフォン上部から吐出されます。
それでは、セットアップする手順をご説明します。
1、標準仕様LN2 50L容器を用意します。 2、上蓋を抜き取ります。
3、LN2容器と汲出しサイフォンを固定するジュラコンキャップ(白色)を
容器の上部開口部にはめ込みます。
4、次に棒状の「汲出しサイフォン」を3番のジュラコンキャップ中心に差し込んで
いきます。
5、汲出しサイフォン中央部に茶色いゴムがありますので、ジュラコンキャップに
はめ込むことで、水や冷気などが遮断されますので閉塞などの
心配が無くなります。
6、これで準備完了です。
汲出しポンプを汲出しサイフォンにチューブで接続すると、上部から
液体窒素が汲出されます。
多くは汲出しサイフォン上部にフレキホースなどで接続し、移送する先の実験装置
や冷却する対象物に液体窒素を流し込みます。
これらの基本システムに、液体窒素の液面監視を組み合わせて、汲出しポンプ
の起動・停止を制御することで液体窒素自動供給が可能です。
液体窒素に関する設備、供給機器、移送、液体窒素配管など
川口液化ケミカル株式会社までご相談下さい。
TEL 048-282-3665
ありがとうございます
今日の埼玉県川口市のお天気は?
2010年12月22日 水曜日
天気 はれ
ボンベ庫の温度 朝10℃、昼11℃、夜11℃
です。
中国の漁船が韓国の排他的経済水域(EEZ)内で違法操業しており
逃走を図った後、韓国の警備艇に体当たりして転覆し死者を出した事
件で、中国 vs 韓国の様相を呈しています。
韓国の強気な姿勢は、日本の弱腰な対応とは一線を画していますね。
言うべき時には言い、主張すべき時には主張する。
とはいえ行き過ぎる傾向のある両国ですので、どんな結末になるか
注視したいですね。
by との