低温工学(クライオジェニックス)
JAXAの人工衛星が活躍している技術の発展を陰で支えているのが
液化ガスです。
液体酸素や液体窒素、液体水素、液体ヘリウムは、燃料として使用
したり人工衛星の発信する微弱な電波を増幅する装置を冷却する為
に利用されたり、太陽光の当たらない低温に曝されたときの電子部品
の耐久テストや消費電流の検査をする際の低温環境をつくることにも
利用されています。
液化ガスの利用は、-196℃の液体窒素が最も多いのですが、ドライ
アイスや氷などの寒冷剤が一般汎用として知られています。液体窒素
液体ヘリウムの利用が広がると低温液化ガスを利用して低温工学(クラ
イオジェニックス)が発展していきました。
その黎明期には、冷凍、液化、並びに低温工学として以下のような
業種の低温域で使用されていました。
・プロパンの液化分離 -44.5℃
・血漿の冷凍乾燥 -40.0℃
・ペニシリンの冷凍乾燥 -40.0~-90℃
・塩素の液化 -34.0℃
・亜硫酸ガスの液化分離 -10.0℃
・亜酸化窒素の精製 -90.0℃
・人造ゴムの製造 -100.0℃
・メタンの液化 -164.0℃
・エチレンの分離 -104.0℃
・液体窒素の製造他 -196.0℃
・水素の液化 -253.0℃
・ヘリウムの液化 -269.0℃
液化ガスの貯蔵や断熱方法、低温に対する金属の材料・加工方法などが
低温工学の分野から世の中に広がっていったのです。
液体窒素、液体酸素、液体へリウムなどの液化ガスのご相談のことなら
川口液化ケミカル株式会社までご連絡さい。
TEL 048-282-3665
ありがとうございます
今日のさいたま市のお天気は?
2010年12月19日 日曜日
天気 はれ
気温 8℃(PM9:30)
です。
民主党の議員の問題発言が続いています。
海江田万里経済財政相はTV番組で年収1500万円を
「金持ちではない。まだまだ中間所得者だ」
発言しています。
※1500万円超の給与所得者は1.2%(約50万人)
発言自体になんの志も誠も感じさせないのは
旧自民党でも良くあったことでした。
国民を絶望させない政府の運営を担ってもらいたいです。
by との