真空チャンバーの溶接
真空容器や真空フランジを装置として組み立てるには金属と金属を
溶接する必要があります。
超高真空装置ではアルゴンガス雰囲気でアーク溶接をするTIG溶接が
一般的ですが、溶接部分にわずかに酸化膜が成長しガスを多く放出す
ることになりますので、電子ビーム溶接も採用されることがあります。
電子ビーム溶接は1~100mA の電流を60~100キロ電子ボルトの
エネルギーになるまで加速して相手の金属に照射して溶融させるものです。
デジタル放送でブラウン管テレビが少なくなりましたが、このブラウ
ン管を大きくしたものになります。電子ビーム溶接は真空中の酸素や
ガスの無い状態で溶接を行いますので酸化膜が極めて少ないため溶接
面はぴかぴかに光っています。
また、電子ビーム溶接はTIG溶接と比べると同一面積当たりの熱密度
が2~3桁大きいので熱の集中が良く、また溶接部のビード幅が狭い
ので溶接時に起こる母材同士の熱影響による歪みも小さい特徴があり
ます。
真空溶接ベローズや電流導入端子などの薄肉部分の溶接に適した
加工技術です。
真空チャンバーの溶接や加工、修理、ヘリウムリーク検査(漏れ検査)等
川口液化ケミカル株式会社までご相談ください。
TEL 048-282-3665
ありがとうございます
今日のさいたま市のお天気は?
2010年12月5日 日曜日
天気 はれ
気温 14℃(PM5:30)
です。
グレートティーチャー株式会社柏村氏ブログより
As not what your country can do for you , ask what you
can do for your country .
(ケネディ元大統領)
国があなたに対し何をしてくれるか訪ねるな。
あなたが国に何を出来るかを訪ねなさい。
この「国」の部分を塾にしたり、会社にしたり
目の前の人することで、あたなにもあてはまる
教訓になります、とのことです。
by との