温暖化ガス過去最高
先日、WMO(世界気象機関)が世界各地の地上観測点や船舶
航空機などで大気中の濃度を測定した年間平均値を発表しました。
その結果によると・・・
ガス種 測定値 (昨年比増加数値)
CO2濃度 386.8 ppm ( + 1.6ppm )
CH4濃度 1,803 ppm ( + 5ppb )
N2O濃度 322.5 ppb ( + 0.6 ppb )
18世紀~19世紀の産業革命時代と比較すると・・・
CO2濃度 + 38%
CH4濃度 + 158%
N2O濃度 + 19%
いずれも高くなている結果となりました。
濃度上昇の原因は定かでありませんが、北極圏永久凍土が溶け出した
地中からCH4ガスが放出されたこと、2007~2008年の熱帯地帯の多雨
により湿地が拡大したことなどが挙げられています。
大気の組成がわずかながらも変化しているということは、地球環境全体
が大きく変動しているということに間違いはなさそうです。
大きな変化が日常生活に影響がないことを願いたいと思いますね。
by との