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乾式安全器の定期自主検査

 溶接、切断用の酸素・アセチレンガスの消費設備には乾式安全器を
設置する定めがあります。

乾式安全器は、厚生労働省産業安全研究所の技術指針「ガス溶接・切断
作業乾式安全器指針」に基づいて、社団法人産業安全技術協会が行う依
頼試験を受験し、合格した指針適合品か、若しくは、「アセチレン溶接
装置の安全器及び、ガス集合溶接装置の安全器の規格」(厚生労働省告
示第百十六号)に基づき、社団法人産業安全技術協会が行う性能試験を
受験し合格した規格適合品を使用するよう定めております。

最終使用者(エンドユーザー)は、管式安全器を購入した後、1年に1回
以上保守・点検のための定期自主検査を行うよう定め、3年を経過すると、
購入したメーカーまたはメーカー指定の事業所で再検査を受検する必要が
あります。

定期自主検査の項目は、外観検査・気密検査・逆流試験・遮断試験で、試
験に使用するガスは、ドライエアーまたは窒素ガスを使用します。

外観検査
 目視により損傷、変形、腐食などが無いことを確認します。

気密試験
 乾式安全器の出口側を閉じた後、乾式安全器の入口側から 0.13MPa の
 圧力で加圧し、石鹸水などを塗布またはその他の方法で管式安全器の接
 合部などから漏れが無いことを確認します。

逆流試験
 乾式安全器の出口側から 0.01MPa の圧力でガスを流し、乾式安全器の出
 口側に漏れが無いことを確認します。

遮断試験
 乾式安全器の遮断弁を手動で作動させた時に、乾式安全器の出口側に漏れ
 が無いことを確認すること。

乾式安全器が逆火を受けた場合、吹管及び容器の各弁を閉じた後、逆火の原
因を・除去し、乾式安全器の各部機構が正常に作動することを確認した後で
なければ、修復及び再使用できません。

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