液化ガスの歴史
液体窒素や液体酸素、液体ヘリウムを日常的に扱っておりますが
はじめて液化ガス(極低温ガス)を使い始めたのでしょう?
ちょっと歴史を勉強してみましょう!
気体の液化を組織的に研究しはじめたのは、ファラデー(イギリス)
により1823年頃はじめられてとされています。当時は気体を液化する
場合には、臨界温度以上の温度ではどんなに圧力を加えてもガスが液
化することは不可能であると分かっていました。そのため臨界温度の
非常に低いものは永久ガスとよばれて液化することは出来ませんでし
た。
ところが1877年頃にフランスのカイエテが酸素ガスを液化させ液化
酸素を造ることに成功します。また、ポーランドのクラコフ大学では
液化酸素を寒剤として、窒素ガスを液化させ液化窒素を造ることに成
功しました。
研究分野でなく産業、工業分野では1873年アンモニア冷凍機を既に
製造していたドイツのリンデ社が1895年空気の液化器を完成させます。
液化酸素と同様に液化窒素を製造するためには、一旦空気を液化させ
液体空気にする必要がありましたので、液体空気の液化器を完成させ
たことで液化酸素、液化窒素を基に、酸素ガス、窒素ガスを工業的に
製造する手掛かりになりました。
その後、リンデ社は1902年に世界最初の酸素分離機を完成させ、1904
年には窒素分離器を製作します。リンデ社と並びフランスのクロード
社も同じ時代同じ低温業界で凌ぎを削り、低温装置の技術、装置の発
展に寄与しました。
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今日の埼玉川口のお天気は?
10月27日 水曜日
天気 はれ
ボンベ庫の温度 朝10℃、昼13℃、夜13℃
です。
インドネシア・スマトラ島沖で25日にマグニチュード(M)7.7の地震
が発生し、津波のために少なくとも113人が死亡、約500人が行方不明
になっているそうです。
また、ジャワ島では26日、同国で火山活動が最も活発な火山の1つで
あるムラピ山が噴火し住民が緊急避難しております。
2004年12月の地震では、周辺国アジア全体で22万6000人以上の犠牲者
が出ています。
天然資源の乱獲に限らず、人間の過ぎたる行いにより、バランスをとる
ために自然界が活動しているのでしょうかね?
by との