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アンモニアガスの配管施工

 アンモニアガスの配管工事を行う際の検討から実際の施工に
至るまでの注意事項など見ていきましょう。

 アンモニア配管は、高圧ガス保安法で定める材料を使用し
銅、銅合金、SGPは使用しないで、可燃性ガスと同様に注意
をして施行します。25A 以下の配管で鋼管を使用する場合に
は、sch80 を使用することが望ましいとされています。また、
設計温度は -20℃ ~ +200℃ の範囲で考えます。注意するポ
イントとしてはアンモニア配管内で液相の場合が考えられる
ので、通常のガス配管に比べ比重が大きくなります。風圧力
地震力等を十分に考慮して配管支持金具を選定する必要があ
ります。同じ液化ガスの日本LPガスプラント協会(JLPA)の基準を
参考にされたい。

 蒸発器を使用する場合は、容器であっても貯槽であっても
液体が取出し易いように取出口はなるべく下の方に位置する
ようにします。50kg 容器の場合は転倒台で容器を逆さまに
して容器弁を下にする方法もあります。500kg / 1000kg 容器
では、後方を上げて前面の出口弁の位置を低くします。蒸発器
での加温の方法としては通常、温水や蒸気による加温方法が
採用されています。蒸発器のタイプは様々ですが、設置場所の
ユーティリティなどを考慮し、その場所に適した方式のものを
選択します。
・蛇乾式
・多管式
・二重管式
・ジャケット式

 蒸発器は、配管材の設計最高圧力以上の仕様で設計されたも
のでなければなりません。ユーティリティー配管も腐食などを
考慮した材料を選ぶ必要があります。また、蒸発器の設計は十
分な耐震強度のある基礎面が必要となります。蒸発器用の配管
は温度による材料の膨張収縮も考え、応力がかからないように
し、また、曲がりや膨張継手などの挿入なども選択の一つです。

 施行は、原則として溶接フランジによる接続または溶接継手
で組み上げます。ニップルやユニオン継手を使用する際には、
20A 以下の範囲にすることが望ましいです。配管の膨張、収縮
などにより応力を生じる恐れがある場合には、その応力に耐え
うるものか、または応力を吸収する構造にする必要があります。
配管の最高点と最低点には、ベントやドレンバルブを取付けま
す。また、配管中の液化アンモニアが外部の熱影響により、圧
力上昇など予想される場合には安全弁が必要です。

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 10月7日 木曜日
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小田真嘉氏 <成長のヒント> より

 意志のない人の言うことは誰も聞かない

 意志の弱い人は負けるべくして負ける

 誰だって全部うまくいくことはない

 されど、意志ある人に助け人が現れる

 さらに、意志の強い人に才能が花開く

 by との

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