(40話)高圧ガスの”高圧”は恐いんです(特殊ガス)
毎週金曜日の「特殊ガス」特集コーナーです。
今回で四十回目になります。
講師のSGマイスターさんのお歳に近づいた?かな。
では、いってみましょうか!
(40話)高圧ガスの”高圧”は恐いんです 10.10.8
こんにちは
なんだか天候が変ですね。
昨日までTシャツで毛布もかけずに寝ていたのに、今日は布団
にくるまって寝る・・・。
あっという間に20℃も気温が変化して身体がついていきません。
気温が急激に変化すると人間の身体はストレスを感じるんだそう
です。ストレスを感じた身体にはいろいろな異常が発生します。
血流が変化したり血圧が上がったり下がったり頭痛がしたり。。
体調に気をつけなくてはですね。
さて今日は”高圧”ってのか危険であるっていうお話です。
“高圧”ってなんでしょ?
圧力が高いってことですね。みなさんの回りでもいろいろな”圧力”
に関する表現を目にすることが出来ます。最も良く見かけるのは。。。
そう、気圧ですね。
台風なんかが来ると”○○○ヘクトパスカル”なんてことがを耳にします。
昔は”バール”って言ってましたね。
“気圧”は、一定の面積にかかる”気体の圧力とか気体の重さ”
で表現されます。例えば、みなさんの手元に折り紙があるとしま
しょう。その折り紙の上に1gの重りを乗せた場合、折り紙には
1gの重さがかかっていることになります。
ここで、”折り紙一枚に1g”という表現では、折り紙の大きさが
わかりませんし、折り紙にもいろいろなサイズが存在しますから、
“同じものさし”で比較しなければなりません。そこで例えば
“1平方センチメートルあたりに○g”というような表現が出てき
ます。
折り紙にまんべんなく1gの重さがかかってたとすると、その折り
紙が10cm2ならば、1g÷10cm2=1/10 g/cm2 となり
ます。別の折り紙20cm2の時は、1g÷20cm2=1/20 g/cm2
となります。
この二つの折り紙には同じ1gの圧力がかかっているのですが、
その強さは、1/10 g/cm2と1/20 g/cm2となって、圧力が高いのは
1/10 g/cm2の方。
なんだか単位が解り難くてすみません。
が・・・続けさせて頂きます。
さてこの考え方をちょっとひっくり返してみましょう。
二枚の折り紙に同じ1g/cm2の圧力をかけてみます。この時それぞれ
の折り紙がうける圧力の大きさは?
1g/cm2×10cm2=10g
1g/cm2×20cm2=20g
となります。
私の個人的な意見ですが、”圧力”を単位あたりで表現するのは
とても便利なことなのですが、”全体の大きさは?”という使い方
は殆どみたことがありません。圧力って”総合計”するととっても
恐いってイメージし易くなるし、実際、たったの一気圧だってとっ
ても恐い圧力なんです。
“窒素ボンベが破裂”したという事故が時折聞かれます。
最近もどこぞやの病院で事故があったようです。
その事故をみると恐らく、窒素の残量は少なかったのかも知れません。
残量が多かったらもっと大事故になっていたのではないかと思います。
今日は、高圧が恐いってお話のプロローグってことで。。。つづく
by SGマイスター
単位は、大切です。
どのような数値なのか?
よく理解していきたいですね。
特殊ガスのことなら川口液化ケミカル株式会社まで
ご連絡ください。
TEL 048-282-3665
ありがとうございます
今日の埼玉川口のお天気は?
10月7日 金曜日
天気 はれ
ボンベ庫の温度 朝19℃、昼22℃、夜21℃
です。
サッカー新日本代表チームが、埼玉スタジアムでアルゼンチン代表と
対戦し、FW[岡崎選手の先制点を守りきりアルベルト・ザッケローニ監督
が初陣で1―0の勝利しました。
12日には、韓国アウェーで、韓国チームと対戦します。
厳しくも見えますが、今、厳しい試合に挑まずして、肝心要の試合で
勝利することは有り得ないです。
頑張れ、日本!
by との