炭酸ガスの状態変化
Q1
ドライアイスはどうやって作れるのか?
A1
一番簡単な方法は、液化炭酸ガスのサイフォン式ボンベで
液体の液化炭酸を直接ボンベの外に出すことです。できれ
ば出口に小口径のノズルなどを付けて勢い良く吹き出すこと
で、雪のようなドライアイスが吹き出します。
Q2
実際、どのような条件からドライアイスになるのでしょう?
A2
ボンベの中の炭酸ガスは常温近い液体となっています。
このボンベのネックバルブを開放すると、通常約7~8MPa
のボンベ内圧力が下がるのに伴って液温も下がります。液体
の液化炭酸がさらに冷えていくとき、-56.6℃、0.518MPaで
一気に固体(ドライアイス)になります。
実はこのとき、気体(炭酸ガス)、液体(液化炭酸)、固体
(ドライアイス)が同時に存在します。この状態を三重点と
いいます。
炭酸ガスが、大気圧(1 atm)の常温では気体の炭酸ガス(CO2)
状態が最も安定しています。そこから超低温まで冷やしていき、
若干の加圧状態にすると固体(ドライアイス)で安定します。
基本的に常温の炭酸ガスを大気圧から圧力を上げていくと、気体が
液体になり、更に温度を下げていくと固体になりますが 、温度が
+31.1℃を超えると、いくら加圧しても液体にはならない臨界点
(31.1℃ 73.82MPa)に達し、気液混合状態の超臨界状態となり
ます。
Q3
超臨界とは?
A3
超臨界とは臨界点から、さらに圧力・熱を加えて行くことで液体
でも気体でもない、両方の特徴を持つ状態のことで、もともとの
液体とも気体とも違う性質になります。ちなみに超臨界の流体は
臨界点を僅かに超えた領域から少しの圧力変化により密度が大き
く変化し、圧力の変化により溶媒特性の連続制御が可能になります。
これにより、たとえば超臨界流体により特定物質の抽出を行う場合
は、超臨界流体の圧力と温度を操作することで、流体の溶解度を
変化させて、通常は溶解しないものを超臨界状態により流体に溶解
させ、流体を常圧に戻すことで分離させることができるのです。
以上のことから炭酸ガスは、非常に変わった物性を持つといわれるのです。
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CO2配管工事、液化炭酸ガス用真空二重配管工事、ドライアイスペレット製造装置
まで、川口液化ケミカル株式会社へご相談下さい。
TEL 050-8881-7393
ありがとうございます
今日の埼玉のお天気は?
9月12日 日曜日
天気 はれ
気温 26℃(PM10:00)
です。
いて座の方向に約3000光年離れた超新星爆発の残骸(ざんがい)で
水素の分子だけでなく、原子も宇宙線陽子との相互作用でガンマ線を発生
させている可能性が高いことが分かったそうです。
・・・。
なんのことやら、難しくって解りません。
by との