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■除害装置の原理に関して(その1)    (排ガス処理)

 本日水曜日は、「排ガス処理」と「精製ガス」のブログ七回目になります。
「排ガス処理」の講師 藤村Fさん に第四話をお話していただきましょう!

では、宜しくお願い致します。

■除害装置の原理に関して(その1)

 今回は、除害装置の主な方式とその方式のメリット・デメリットを紹介致します。
前回、サラっと紹介しましたが主な除害装置の方式として湿式、常温吸着式、
加熱吸着式、燃焼式、電気加熱式、プラズマ式があります。

今回は 『その1』 と題して、『湿式』、『常温吸着式』、『加熱吸着式』を紹介します。

1、湿式
 一般的に『スクラバー』と呼ばれるもので、水に溶けやすいガスが対象となります。

  メリット  : 装置本体の価格が安い
          要な用力が少ない(電気と水)
 
  デメリット : 水に溶けにくいガスは処理不可。
          処理するガスによっては処理水の二次処理が必要
          高さが必要な為、屋外に設置場所が必要
          処理効率が悪い(一般的に90%以下)

2、常温吸着式
 アルミナや活性炭等の比表面積の多い物質を利用したものです。
 物理吸着で処理するものや、表面を加工して化学吸着で処理するものがあります。
 『物理吸着』って、冷蔵庫や部屋に置く活性炭が脱臭してくれるのはこの原理ね!!

  メリット  : 必要な用力が少ない(電気もしくはなし)
          装置本体の価格が安い

  デメリット : 使用量によっては吸着剤の交換のランニングコストが掛かる
           物理吸着の場合、圧力変動や温度変動で離脱する
           吸着特性から毒性ガスが混合している場合、ガス毎に吸着剤が必要となる

3、加熱吸着式
 常温では吸着し難いガスを高温状態で触媒などと接触させる事により、吸着し易いガスに
 して吸着させるものです。

  メリット  : 必要な用力が少ない(電気)

  デメリット : 常に高温を保っておく為に、ヒーター(電気)を常にONにする必要がある
          電源ONしてから処理可能状態になるまで数時間掛かる(温度を上げる為)
          触媒は貴金属を使用しているケースが多く、触媒の交換費用が高価である

今日はここまで!

次回は除害装置の原理に関して(その2)を紹介します。

お楽しみに!!(^O^)

 by 藤村F

排ガス処理装置にもさまざまありますね。
ゆっくり、じっくり学んでいきましょう!

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ありがとうございます

今日の埼玉川口のお天気は?
 7月7日 水曜日
 天気 曇りのち雨
 ボンベ庫の温度 朝24℃、昼27℃、夜26℃

です。

織姫の織る布はそれは見事で、五色に光り輝き、季節と共に
彩(いろど)りを変える不思議な錦(にしき)だった。
その織物を天に捧げることが、織姫の天命だったのだ。

しかし、彦星との悦楽な日々が、大切な天命を忘れさせた。
互いの顔を見ることもかなわない、切ない日々は、その戒(いまし)め。

今日は七夕。

年に一度、織姫が彦星に会うことを許される日。
叶わぬ願いが、成就する日。
そして織姫は、改めて天命の偉大さを心に刻む。

人が与えられる天命とは、まさに、「織物」のようなもの。

タテの糸(宇宙の思い)と、ヨコの糸(人間の思い)を、紡(つむ)ぎ合わせ、
どのような人生を織り成すか。

あなたが織り成す、今日という一日が、黄金に輝く錦(にしき)ならば、
織姫と彦星は、再び”一”になる。

 by との

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