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安全器(逆火防止器)

 ガスの溶断作業では、酸素とアセチレンガスを使用する以上、逆火という
現象が常に起こる危険性があります。

逆火を防ぐためと酸素の逆流防止のため安全器を設置すると次のような
働きが期待できます。

・安全器より上流側への逆火伝播の阻止
・可燃性ガス側への酸素の逆流阻止
・逆火を起こしたときのガス供給遮断

上記の機能をもつ安全器を利用することで、災害や二次災害を防止すること
ができます。

 安全器には「乾式安全器」と「水封式安全器」があります。近年、逆火防止器
として「乾式安全器」の設置義務がありますので、取扱などについてご注意くだ
さい。

・乾式安全器は「ガス溶接・切断用乾式安全器指針」適合品を使用します。
・乾式安全器は、年一回以上の定期自主検査が必要です。
・定期自主検査用器具を日本乾式安全器工業会推奨したものを使用します。
・購入後約三年を経過して使用する場合は、三年ごとに乾式安全器メーカーの
 再検査を受けなければなりません。
・乾式安全器の定期自主検査の項目は、外観検査、気密検査、逆流試験及び
 遮断試験があり、試験に使用するガスは、窒素ガスまたは乾燥した空気を使用し ます。

※乾式安全器は、逆火の火炎が到達すると、消炎のための焼結金属が影響を受け ることがあります。中性炎火炎の場合は、数回逆火が起きてもススはあまり付着  せず、作業性に影響を与えることはありません。
  分解ガス逆火の場合には、たった一回の逆火で焼結金属の表面が緻密なスス
 で細孔が塞がれてしまい、ガスが通過しないため交換する必要があります。

水封式安全器・乾式安全器(逆火防止器)のご用命は
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TEL 050-8881-7393

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「私たちは何を見ても、気付くことができると思います。
 どんなに小さなことからでも、学ぶことができると思います。
 自分が成長したいと思ったら、自分のまわりにあるすべての
 物事、自分におこるすべての出来事がきっかけになります。」
 ( 新・経営用語辞典 福島正伸 著 )

 by との

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