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逆火 (アセチレンガスなど)

「逆火」(ぎゃっか)とは何でしょう?

 逆火という現象は、ガスの燃焼の一つです、ガス燃焼機器の末端
(ガスバーナーなど)の火元から可燃状態のガスの供給側(上流側)
のボンベに向かってその燃焼がガスの流れに逆らって溯る現象のこ
とです。

この場合の可燃状態のガスとは、可燃性ガス(アセチレン or プロパン
or エチレン)の中に空気や酸素が混合された状態(燃焼範囲内)の他
に、酸素ガスの中に可燃性物質(可燃性ガスや可燃性粉末など)が
混合された状態(燃焼範囲内)が考えられます。

多くの逆火現象は前者の場合に多く見られ、後者はかなり稀なケース
でしか見られません。酸素ガス系では火炎が溯るケースは考え難い
とは言ったものの、酸素ガス系には逆火現象と似た現象が見られるこ
とがあります。それは酸素ガス系で可燃物が酸素ガスの流れに合流し
て管壁などに衝突し、摩擦が起き、あるいは断熱圧縮(狭い空間のとこ
ろへ急激にガス体を流し込んで瞬時に高圧のガス圧縮状態になること)
などにより、酸素ガス中でその可燃物が発火燃焼して、そのとき導管の
ホース等を燃やす現象です。この場合は、逆火現象とは異なり燃焼機器
端末の火炎元には関係なく、酸素ガス容器弁などの急激な開放時に酸
素ガスの流れの方向に沿って、場合によっては溯って燃焼するものです。

 いずれの現象にせよ、可燃性ガスや酸素ガスを使用する装置全体の
中で、どの部分で、いつ、可燃状態が存在し得るのかを検討しておくこと
が逆火防止対策の最重要課題です。

ガス燃焼機器に伴う逆火防止装置(乾式・湿式)のご相談ご検討や
酸素ガス、アセチレンガスなどの高圧ガス配管工事・特殊ガス工事
のことなら川口液化ケミカル株式会社まで、どうぞご連絡ください。
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ありがとうございます

今日の埼玉川口のお天気は?
 5月18日 火曜日
 天気 快晴
 ボンベ庫の温度 朝22℃、昼29℃、夜25℃

です。

宮崎県の口蹄疫による殺処分対象が約11万4千頭達したそうです。
東国原英夫 宮崎県知事は非常事態宣言を発令しました。

「拡大を止めることができない状況だ。全国にも感染が拡大する
 可能性を否定できない」

安全神話のあった日本ですが、ウシやブタでこの騒ぎです。
ヒトの場合の強力に変位したインフルエンザも起こり得ますね。
 by との

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