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プロパンガスの情勢

本日はプロパンガスの輸入事情などについて勉強してみましょう!

 先ずは、世界の中でのプロパンガスについて需要と供給を見てみま
しょう。2008年の世界での生産量は約2億4200万 tonで、その多く
は油田発掘時に一緒に回収されるガスが60%を占めます。そのほか
原油から精製して取り出されるものが40%となっています。
 生産地域別に見てみますと、世界1位が 北米 23.3% です。
次いで 2位 アジア 21.9% 、3位 中東 20.5%となっておりま
す。
 世界の中の需要について見てみると、近年の突出した発展を遂げて
いるアジア・太平洋地域で 32%となっています。次いで北米が 25.7%
さらには欧州・ロシア 18.1%です。需要の伸び率も郡を抜いて
アジア太平洋となっています。

次に日本の輸入量を見てみましょう。
 2007年度の輸入量は1808万 tonで、輸入先産油国は 34.3%を
サウジアラビアが占め最大の輸入国になります。次いで22.8%をUAE
18.3% カタールになり、三カ国で約75%を中東地域に依存しています。
偏りすぎた中東の依存度は、政情不安、紛争などにより影響が大きいため
LNGへの分散など積極的に進めています。2009年からはカタールでの
LNG生産に関するプロジェクトがスタートし、プロパンガスも副産物として
生産量が増える期待があります。

 しかし、中国やインドでの需要増が猛烈なため原産国での僅かな生産量
増加は日本への輸入量増加に直結するか? 疑問です。圧倒的な需要側
の買い手市場の展開が予想されます。

 まだまだ大きな変化が、日本国内での末端販売価格に直接影響を与える
環境であることには違いはなさそうです。

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です。
 プロ野球の開幕戦スタートです。
今年はメジャーリーグからの復帰組みが多く
楽しそうですね。
 by mitono

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