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Leak Test Method

 真空容器の漏れを検査するリークテストにはいくつかの方法があります。
漏れを探すには、圧力容器だったり気密構造の部品だったり、真空から
加圧の範囲まで広範囲にわたります。
 部品の加工段階から漏れに繋がる検査を行い、部品を組み立てた時に
許容リーク以内に収めることが必要です。許容リークの量によっていくつか
の測定方法がありますが、真空機器の場合にはヘリウムリークディテクター
を使用して検査する方法が一般的です。

それでは、リーク(漏れ)の検査方法をご紹介していきましょう。

・加圧放置法
・真空放置法
・発泡漏れ試験方法
・プローブガス
・真空吹き付け法
・真空フード法
・ヘリウムリークディテクタ
・ハロゲンリークディテクタ

先ずは、「加圧放置法」 です。

 この方法は、大気圧1atmよりも高い加圧容器でテストする方法です。
容器など対象物の内部を一定の圧力で加圧した後、一定時間放置しま
す。漏れがある場合、放置しているはずの圧力が下がる(低下)しますの
で、漏れがどこかにあることが解ります。ただ、外気温や加圧する圧力に
よっては温度の変化により圧力の変化が出てしまうことがあるので補正
する必要がある場合もあります。
 ただし、残念ながらこの方法だけでは漏れの箇所を特定することはで
きません。また、リークの量も正確な値を求めることは出来ません。対象
物の仕様にもよりますが、漏れのある部品をまるごと水槽の中に入れて
水没させ、リーク箇所から泡が出てくるのでリーク箇所を特定できる場合
もあります。

次回は「真空放置法」をご紹介いたします。

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ありがとうございます

今日の埼玉川口市のお天気は?
 2月18日 木曜日
 天気 雪のち曇り
 ボンベ庫の温度 朝1℃、夜3℃

です。
 テレビの子供番組イナズマイレブンを一緒に見ていて
ぐっとくる言葉に出会いました。
サッカーでディフェンダーが、うまくプレーできず苦しく、悩んでいると
チームメイトのキーパーが言いました。

「苦しいときは、苦しいを楽しめ!」

ほ〜ぉ。
勉強になります。

 by との

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