スクラバー or ドラフトチャンバー
大学実験室独特の有機化合物などの臭いは、人間の体には
本来有害な揮発性物質です。
実験室の中で拡散することの無いよう局所排気しながら実験
を行うことが出来るのがドラフトチャンバーです。ドラフトチャンバー
内はいつも排気(減圧状態)されているので有害な反応ガスが
発生しても、またはもともと有害な揮発性物質を保管していても
作業環境を安全に保つことが出来るのです。
ドラフトチャンバーには、吸引した排気ガスを無害化する浄化装
置が併設されているものもあります。除害の方法には乾式と湿式
の2種類があります。乾式スクラバーは表面積の大きな活性炭な
どに排ガス中の有害物質を吸着させます。
乾式除害剤
湿式スクラバーは洗浄液の液滴(シャワー)や液膜(ミスト状の
フラッシング)で捕集させます。
酸やアルカリの蒸気が発生する実験をする場合には湿式スクラ
バーが内蔵されたドラフターの中で作業を行います。当然ですが
有害物質の発生量に対する処理が可能な除害効率を計算して設
計・製作されているはずですが、新たな揮発性薬液などを使用する
際には、除害能力や除害剤の消耗具合など点検して利用すること
が大切です。
入っているはずの湿式スクラバーの水が蒸発して、空の状態で吸引
しており除害もされずに屋外排気されていたなんてことも・・・。
スクラバーのメンテナンスや改造・補修
ドラフターの設計・製作・特注品のご依頼など
川口液化ケミカル株式会社まで、どうぞご相談ください。
TEL 048-282-3665
ありがとうございます
今日の埼玉川口のお天気は?
1月26日 火曜日
天気 はれ
ボンベ庫の温度 朝3℃、昼6℃、夜6℃
です。
福岡に降り立つと、思った以上に寒かったです。
関東以上に寒く感じました。
太宰府天満宮は凛とした空気が張り詰めていました。