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火薬の爆発

 今日は、窒素の関係する爆薬についてです。夏の夜空を華やかに彩る
花火は火薬で出来ています。その成分は、75%硝石+15%炭素+10%
硫黄から出来ています。
 硝石は、硝酸カリウム KNO3 の別名で爆竹の本場中国が、今から1000年
以上前から研究を重ね今に至ります。

 火薬は爆発すると硝石の中の窒素原子と酸素原子が分離して、その他の
成分の炭素と硫黄を化合物になります。CO2やSO2が出来て、N2原子同士
が瞬間的にぶつかり合うことで一気に発熱し、「爆発」となるのです。爆発に
よって大量の加熱された気体が空気中に衝撃を与えたときに「ド〜〜ン!」
という衝撃波が音として耳に響いてくるのです。

 火薬よりも強力な爆薬ニトログリセリン C3H5N3O9 通称ダイナマイトは、
1846年に発見されました。ニトログリセリンが爆発する時には、ニトロ基
( -NO2 ) の中の窒素と酸素が分かれて、酸素が炭素と水素原子と結合
すると超高温の二酸化炭素+水蒸気+窒素に変化し、強力な爆発力を発
揮します。ニトログリセリンが強力なのは分子ごとに3組のニトロ基が含ま
れるため、爆発の進む熱エネルギーが加速度的に大きくなるのためです。
そのため、ちょっとした衝撃が連鎖して瞬間的に爆発してしまうのです。
心臓病の人が、ニトロが入っている薬を飲むのは、衝撃などに敏感な特性
から心臓に血液を送る血管を緩めて心臓麻痺を防ぐ効用があるからなのです。

今日は、窒素の活躍の一面を勉強させていただきましたね。

高圧ガスの窒素ガス、高純度窒素ガス、超高圧窒素ガス、液体窒素など
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ありがとうございます

今日の埼玉川口のお天気は?
 12月9日 水曜日
 天気 くもり
 ボンベ庫の温度 朝7℃、昼9℃、、夜9℃

です。
 この時期シベリアから寒気が入ると、水温の高い日本海で
上昇気流が盛んになり積乱雲が発達して雷や時雨、あられ
や雪が降ります。

すると・・・

雪国では、冬の雷を「雪起こし」と呼んで、大雪の降る
前兆されているそうです。
 また、北陸の漁師はブリの取れるころに鳴る雷を
「ブリ起こし」と呼ぶのだそうです。

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