原子吸光分析装置 AAS
古くからガスを利用する分析装置で馴染みのある原子吸光分析装置
のご紹介です。
太陽光のスペクトルは赤から紫までの色が並ぶ連続スペクトルですが
拡大するとたくさんの暗線が見られます。これはブラウンフォーファー線と
言って太陽の上層に存在する元素や地球の大気中の酸素などにより太
陽光が吸収されて表れます。
バラバラの原子状にした元素により光の吸収を測定する装置が原子吸
光分析装置です。原子化する部分以外は紫外可視分光光度計と似てい
ます。原子化する方法は従来より炎の中に導くフレーム原子吸光分析法
が採用され、フレーム用のガスとして空気+アセチレンもしくは亜酸化窒
素+アセチレンが利用されております。
最近では、炎の無いフレームレス原子吸光分析法、電気加熱式原子吸
光分析法、グラファイトファーネス原子吸光分析法などがあり、これらは黒
鉛(グラファイト)で出来たチューブに試料を入れて大電流を流し、発生する
熱によって原子化するものです。
原子吸光分析では金属のほか無機元素を検出することが出来ます。その
とき分析対象の化合物ごとに固有の光を発するランプを光源として利用しま
すので、特定の元素しか検出できません。つまり定性分析には不向きな分析
装置ですので定量分析に適しています。
原子吸光分析装置用のアセチレンガス(C2H2)、亜酸化窒素(N2O、笑気
ガス)のご用意や、C2H2,N2O用ガス配管工事、排ガスダクト工事まで
川口液化ケミカル株式会社まで、どうぞご相談下さい。
TEL 048-282-3665
ありがとうございます
今日の埼玉のお天気は?
11月 14日 土曜日
お天気 曇りのち雨
気温 16℃
です。
春のようにポカポカと暖かい日のことを「小春日和」(こはるびより)
といいます。ですが、二月や三月に暖かい日があっても、春に近いか
ら「今日は小春日和だ。」などとは言いません。
小春とは旧暦の十月の異称で、新暦の十一月から十二月初めに頃
を言うようです。立冬を過ぎたちょうど今頃の春のような暖かい日を
「小春日和」と言うのです。
今日は肌寒い雨でしたが、明日は春のように暖かくなるでしょうかね?