窒素の発見 Part3
窒素ガスはいつ世の中で発見されたのか?
以前ご紹介しました窒素の発見 Part2に続いての窒素に関する歴史のを振り返って参りましょう。
1772年にキャベンディッシュやラザフォード、シェーレなどが実験の
結果から窒素を発見しました。
その後、フランスの化学者アントワール・ラヴォアジェは、酸素が木などの燃える
物と結び付く時に化学反応が起きて「火」が生まれることを発見します。「火」が元
素などではないと解ったのです。そして空気は少なくとも二つの物質を含んでいる
ので、空気が元素ではないと言い切ります。「土」「空気」「水」「木」の四元素から
出来ているとされた四元素説は、ラボアジェが「水」が水素ガスと酸素ガスからでき
ているいることを発見したことで無くなりました。
1789年ラヴォアジェは、本当の元素は30種以上あると発表します。その中には
酸素、水素のほかに、窒素も含まれていました。ラヴォアジェは、窒素のことをギリ
シャ語で生命が存在できない物質という意味の「アゾート」と名付けます。今でもフラ
ンスでは窒素のことを「アゾート」と呼ぶそうです。
そして窒素が空気の主な部分としてばかりでなく、1000年以上前から中国人が
実験を重ね爆竹の材料まで発展させた硝石や、他にも硝酸、アンモニアの中に含ま
れていることが解ると、現代化学に通じる大きな道が開かれ、まもなくたくさんの窒素
化合物が発見されていくことになったのです。
アントワーヌ・ラボアジェは、「窒素」を元素だと認めた最初の人なのです。
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11月1日 日曜日
天気 はれのち夜になって雨
気温 23℃(PM6:30)
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外気温が5〜15℃でじっとしていると寒いくらいが
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