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新規連載シリーズ 「低温」

 川口液化ケミカル株式会社のブログ連載シリーズに新たなカテゴリーの登場です。
題材は 「低温」 です。
日常生活から、高圧ガスや真空の世界でも幅広く利用されている世界について、専門
家である 低温 小太郎さん が解説してまいります。どうぞよろしくお願い致します。
では、第一回目の「低温」シリーズのはじまりはじまりィ〜!

低温の話

はじめに

 わたしたちが低温という言葉を聞いたとき、みなさんはどのくらいの温度が低温と
感じられるでしょう?日本で観測された最低気温は−41.5℃(北海道美深町)、
世界では南極のボストーク基地(ロシア)で記録した−89.2℃なのだそうです。
一般的には−5〜10℃位が低温と感じられる温度でしょうか。

では、人工的にどのくらいまで温度を下げられるかご存じでしょうか?

 理論的な絶対零度は−273.15・・・℃と定義されています(それ以下の温度は
ありません)。「℃」はセルシウス度という単位ですが、一般的に
低温の世界では「K」 (ケルビン)という単位を使用します。つまり
ケルビン単位を使用すると0(ゼロ)Kが絶対零度となります。(セルシウス度とケルビン
度の間隔は同じです。)現在のところ、人工的に作られた温度は10μKと報告されてい
ます(0.00001K)。これは限りなく絶対零度の近い温度ですね。そしてこの環境を用
意するには非常に高価な装置(技術)、環境、時間を必要とします。
 
では、なぜこのような低温(極低温)をわざわざ作るのでしょう?

 それは温度を下げるとさまざまなメリットや、おもしろい現象が観測されるからです。
次回より以下のような現象や低温を作る方法を少しずつご紹介していこうと思います。

1.少し低い温度を作る。
2.−40℃くらいの温度を作る。
3.温度計の話
4.真空の話
5.−100℃くらいの温度を作る。
6.−200℃くらいの温度を作る。
7.超電導の話
8.−269℃くらいの温度を作る
9.絶対零度に近い温度を作る

また、イメージがわいた内容や、そのとき話題のトピックスなど織り交ぜてお話したいと
考えています。
それでは、次回 「少し低い温度を作る」 のお話に入ろうと思います。
                                   by  (低温 小太郎)

みなさん、いかがでしたでしょうか?
「低温」は奥が深く、面白い現象がたくさん見られる興味深い世界です。
次回をおたのしみに!

液体窒素、液体窒素用低温機器、液体窒素供給設備など
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ありがとうございます

今日の埼玉のお天気は?
 9月8日 火曜日
 天気 はれ時々あめ
 ボンベ庫の温度 朝24℃、昼26℃、夜26℃

です。
 政権交代がなされ、受験生のいる家族では学校の授業料の話題で
もちきりです。マニフェスト公約に掲げられた公立高校の授業料が
本当に改正されたら、だめでもともとの公立校受験生が殺到する
かもしれないと、井戸端会議のお母さんたちの夢は膨らんでいます。
さあ、がんばれ鳩山首相!
 

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